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1月17日は、阪神淡路大震災から24年目を迎えました。
今年はその時刻から「1995.1.17kobe」のfacebookで当時の写真や動画を見ました。
当事は電車が止まってしまったので、3週間ほど自宅から職場までリュックスタイルで1時間15分歩いて通ったのを思い出します。
水を貰うのに並んでいても、お店に並んでいても、復旧した信号待ちの間でも、どこで並んでも自然と前後の人と話をしていました。
同じ恐怖を体験した仲間意識からか、或いは不安からか、知らない人と話してばかりいました。
電気が止まったままの商店街や市場では、プロパンガスを手に入れ、ロウソクの灯りで店を開けていました。
水も食材もあまり手に入らない状態でのお店の方々の呼び声に、かなり勇気づけられたのを覚えています。
そんな中で一番感じたのは「人間って、捨てたもんじゃないな!」という感動です。
信号機が全て潰れていても交通事故は起こらず、人も車も譲り合っています。
餡子が腐るからと、残っていた材料で和菓子をつくり、行きかう人に無料で5個ずつおまんじゅうを配っているお店もありました。
ご近所は皆さん小学校に非難され、新築半年の3軒だけが真っ暗なゴーストタウンの中、半壊の自宅で過ごしていました。
仕事に行っているので並べないからと、小学校で配給されていた豚汁をお鍋に入れて持ってきてくれました。
しばらくの間はこの3軒が1家族の感覚でした。
朝見たビデオの中で、笛ストラップを携帯に付けるという話がありました。
瓦礫に埋もれた時、声の出せる内は叫ぶことが出来るが、だんだん力が無くなって来た時、手元に笛があれば便利です。
今の時代、誰でも携帯電話は身近に持っています。
折角、防犯・災害のための笛を用意していても、ほとんどの人はバッグや鞄に入れているとか。
災害は何時起こるかわからないので、バッグやカバンに入れるよりは、携帯にストラップとして付けた方が身を守れるのではないか。
せっかくの知恵なので、早速注文をしました。
じゃ、また!