タグ:
地域限定のタウン誌に、私の好きな方が毎回原稿を寄せています。
最近私が感じた事と全く同じようなことを感じて、書かれていました。
その方はホテルのカクテルタイムに奥様と各自1杯づつ飲んで、
サッと部屋に引き上げるつもりでした。
20時30分ラストオーダー。21時クローズ。奥の席に着いたのが20時でした。
20時2分をまわったくらいから、真横の食器棚にホテルスタッフが
グラスやお皿、トレーをガチャガチャ・ガチガチと音を立てながら片付け始めたとか。
他のホテルマンも何も言わず、しかも片付けスタッフには悪意はまるでないこと。
翌朝、朝食後のお茶を楽しもうとラウンジへ行き、CNNがイスラエル問題を
流していたので、気になるので観ていました。
すると急に背中が画面を遮ります。
テレビ画面の下が食器置き場になっていて、他のお客さんが済ませたグラスや皿を
ホテルマンがそこに持ってきたのでした。
「自分がテレビを見ているお客さんだったら」という視点が、
ホテルマンには無いようです。
新幹線の駅でお弁当を買ったら「袋どうしますか?」
ハダカでホームまで持っていけないので5円で袋を買ったとか。
著者は、商いの現場で「人の温もり」がどんどん消えている。
「温もり」が絶滅危惧種になっているこのご時世を感じておられました。
私も今、レンタルビデオでお世話になっているのですが、
テレビドラマで95話ある長編です。レンタルビデオにしたら48枚。
7~8枚づつ借りているのですが、その都度1枚は日本語吹き替えにも拘わらず
中国語でしか観れません。いくら日本語版の所をクリックしても中国語のまま。
仕方がないので字幕にしようとしたのですが、それもなかなか文字が出て来ず、
3~4回試してみて、やっと日本語字幕が出て来たのです。
返却時にその旨を伝えると、
「前のお客様が中国語に変えたとしても、日本語に戻るはずです」
「返却されたのはいちいち点検はしないし、他のお客様は見れているかも知れません」
ではどうすれば日本語に戻るのか教えて頂けますかと聞くと、
「パソコンによって違うので、わかりません」
借りるたびにこの現象。
そして先日借りた中に鼻から映らないのがあって、パソコンが可笑しな音をたてるので
取り出して見て見ると、CDに何かこぼしたのか、ねばねばしていたものが大きく
付いておりました。柔らかい布で傷を付けないように何度も拭いてやっと取れたけれど
CDは空回りの音がするだけで映りませんでした。
それで借りていた最後の1枚だったので8枚返却に行くと、
「お客様のパソコンに合わないだけで他の人は見れる可能性があります」
そういうねばねばやCDの傷は返却時にチェックしないのですか?と聞くと、
「本部の指令で、やらなくなりました」
それでは次に借りた人も見れない可能性がありませんか?と聞くと、
「その人のパソコンでは見れる可能性もあります」
では、見れないその代わりの同じCDはありますか?
「これしかありません。本部からの配給のみで、店舗から要求することは出来ません」
よって、連続ものなので他店で探すしかないようです。
これではロボットの方が返却時の傷チェックぐらいはしてくれるかなと思いました。
さすれば、本部はそれを狙って各店舗の応対をロボット用に制限しているのかなと
思ってしまいました。
100円返却して下さいましたが、もうこの会社のビデオは借りないと思います。
先のホテルマンにしろ、このレンタルビデオの店員さんにしろ、
言われた処理的な事だけが仕事であって、
接客というものがどういうものなのか全く教えられていないと思いました。
対応して下さった会話の方は、このお店に7年勤務のベテランさんのようです。
もしかしたら本部の人間自体が、レンタル屋であって接客は関係ないと
思っているのかも知れません。
昨日行政処分を受けた「大きなモーター」の会社にしろ、このレンタルビデオにしろ、
トップの人間性がその会社と社員を潰していくように思います。
昔のモスバーガーは、電話でオーダーしてくれたお客様がお店に取りに来た時は、
「お電話代」として小袋に10円玉を入れて渡していたとか。
商いは人との接触が基本なのにね!
じゃ、また明日!