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人生には迷いがつきものです。
些細な事なら「お昼は何を食べようかな? 肉系が良いか魚系がよいか?」
「あっちの洋服とこっちの洋服と、どちらが自分に似合うかな?」
「マンションがいいか、戸建てがいいか?」
「この仕事を請けるか、あの仕事を請けるか?」
「この人について行くか、あの人について行くか」
選択が多すぎて「何が重要なのか」わからないまま人生の時間を過ごしています。
理想の自分に近付くために、アドラーは目標を行動面と心理面の2つに分けています。
行動面=①「自立する」 ②「社会と調和して暮らす」
心理面=③「自分には能力がある」という意識 ④「他人は仲間である」という意識
これらの目標を達成するには、人生のタスクから逃げてはいけないと、
アドラーは述べています。
人生のタスクと向き合うにはいつでも「勇気」がいります。
自分の人生を改善するために、必要と思われる行動を起こす「勇気」
自分が責任を負うべき重要なことから、目を背けない勇気。
ちょっとしたことでも、勇気を持てば変わる時には変われるものだと思います。
変われない理由の1つが「自分がどうあるべきか」が自分の中で
整理されていないからだと思います。
理想の自分と現実の自分。
そのギャップを埋めていけば理想の自分に近付けるのですが、
その目標となる理想の自分が描けていないので、
自分がどうあるべきかが揺らいでいるのです。
自分を内観するという事は、外の世界は一切関係ありません。
自分というものだけです。
自分に正直になり、自分はどうしたいのか。
自分の外側を見てしまうから、それに引っ張られて本当の自分の気持ちが
わからなくなるのです。
外の事を忖度した判断は、いずれまた迷ってくるのです。
外の世界を切り離して考えるのも時には勇気がいることです。
しかし、自分の人生に向き合うためには、外の世界を切り離して、
自分だけの世界で「自分はどうしたいのか」「自分はどうあるべきか」を
考える必要があると思います。
勇気は自信につながると思います。
自信があれば前に出る勇気が出ます。
しかし、自信の無い時はやはり勇気も後退してしまいます。
自分の人生は自分が切り拓くものと思えば、答えは自分だけのものだし、
人が口を挟む場所でもありません。
じっくり自分と対話して、本当に望んでいることを自分で確かめる勇気が
必要だと思います。
産まれてくるのも一人、死んでゆくのも一人。
じっくり向き合うのは自分しかいないのだと思います。
じゃ、また明日!