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私は宮尾節子さんと言う方を存じておりませんでした。
2007年に作った詩「明日戦争がはじまる」を、
2014年1月にツイッターに投稿。
リツイートが繰り返されてインターネット上で広く知られるようになり、
2014年7月、宮尾節子さんは、この詩の著作権を放棄されました。
                     (ウィキペディアより)
                      
いつも購読しているメルマガ著者の方が、宮尾節子さんの詩を掲載されており、
それで初めて知りました。
とっても大切な詩だと思うのと、つい最近に作られた詩なのかと思っていたら、
約10年前の作品です。
人の心は全く変わっていないようです。
人の心に突き刺さるものは、時空を超えて引き継がれるのだと思ます。
よって、この「こころの日めくり」にも引用させて頂きました。
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「明日戦争がはじまる」 宮尾節子
まいにち
満員電車に乗って
人を人とも
思わなくなった
インターネットの
掲示板のカキコミで
心を心とも
思わなくなった
虐待死や
自殺のひんぱつに
命を命と
思わなくなった
じゅんび
ばっちりだ
戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウクライナとロシアの戦争が始まった時、逃げる大人達を追って、
3歳くらいの男の子が泣きながら、足をふらつかせて前後の人に引き離された
大きな道路を歩いているのが印象的でした。
最近のイスラエル軍とハマスの戦闘では、それよりも小さい子どもや赤ちゃんが
血まみれになって運ばれている映像が増えてきました。
人間は自然や地球に生かされていることを忘れています。
毎日毎日、罪もない市民や地球を破壊して、何が産まれるというのか。
それを修復するにはかなりの年月を要します。
阪神淡路大震災でさえも、避難された方が最後の住処に移るまで
25年以上もかかっています。
これらの国々が復興するまでには、どれだけの年月が必要なのかと思います。
私はギリギリ戦争を知らない世代です。
私が親に文句を言っていたのは、なぜ紙切れ1枚で戦争に行ったのか。
なぜ皆が戦争に反対しなかったのか。
話し合いで解決しようとしなかったのか。
と攻めたものです。
今、思えばその時はその時の世間の価値観でどうしようもなかったと思います。
反対すれば「非国民」とののしられ、投獄されていました。
今の時代、私から言わせれば戦争をしたい人が非国民だと思います。
ほんの一部の人の利益のために、なぜ市民が国民が死んでいかなければならないのか。
人類の無関心の結果が、「明日戦争がはじまる」 のだと思います。
地球が壊れかけたら、人類も終わりです。
よって、自分の無関心にもっと気付いていきたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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