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私たちは、自分で何か決断をしなければならない時、
その判断・選択が本当に正しいのかどうか迷う時があります。
そんな時は師と仰ぐ人に答えを求めたくなります。
しかし答えを求めれば求めるほど、いつまでも師を探し続けることになります。
なぜなら、一番肝心な部分で自分が決断する勇気を出せないからです。
「間違うのが怖い」「失敗したらどうしよう」「この判断で会社を潰すかも知れない」
確かにその不安は出て来て当然だし、それだけ責任の重い判断になるからです。
失敗は恐れるものではないし、失敗しないと自分の判断に磨きをかけられないのです。
「7つの習慣」に『相乗効果を発揮する』と言いうのがあります。
これは、複数の人同士が其々のアイデアや強み、発想を発揮し合う事で、
より大きな成果・結果を生み出すことが出来るというものです。
1+1=3にも5にも10にもなるのです。
その前提は、自立している者同士の必要があります。
片方は自立していて、片方は自立していなければ、どうしても主従関係になり、
依存の関係になってしまいます。
そうなれば、相乗効果を発揮することは出来ません。
1+1=2どころか、1.5にも満たないかも知れません。
よって、先ず自分が自立する必要があるのです。
自分が目指す1のレベルまで自立しないと、
1+1の計算式には当てはめられないのです。
Aさんの第一案とBさんの第二案が其々の力発揮しないと、
より大きな第三案が生まれてこないのです。
相乗効果を生み出すには、先ずお互いの相違点を受け入れることだと思います。
それぞれの考え方や価値観は違って当たり前です。
その相違点や発想の違いが大きければ大きいほど、Aさんの延長線とBさんの延長線で
新たな第三案の三角形が大きくなるのです。
相違点こそが相乗効果(シナジー)を生み出す原動力となるのです。
そこには信頼関係も必要になって来るでしょう。
相手を受け入れる寛容さも必要となってくると思います。
よって、考え方や発想の違う相手と協力する事で、
1人では得られなかった大きな成果を創造する事が出来るのだと思うのです。
その相乗効果を生み出す大前提が、自分の自立だと思います。
自分が師となるレベルまで行かなければ、
相乗効果を生み出す師には巡り逢えないと思います。
三国志に
「主君を探すのではなく 主君を創り出す」
という言葉がありました。
私は主君を探す大前提で、先ず自分が自立すること。
自分が自立し暁には、探すのではなく自ずと巡り逢うことが出来、
1+1=∞を創り出していく。
と言うように解釈した次第です。
じゃ、また明日!