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滋賀県東近江市の小椋正清市長の発言が取りざたされています。
1つ1つの発言に興味を持ちました。
「フリースクールは国家の根幹を崩してしまう事になりかねない。
 やっぽど慎重に考えないといけない」
・国家の根幹を崩してしまうというのはどういう事なのか?
・財政的な面で崩してしまう事なのか?
「文部科学省がフリースクールの存在を認めたことに愕然としている。
 大半の善良な市民は、嫌がる子どもに無理してでも義務教育を
 受けさせようとしている」
・大半の善良な市民は、義務教育を嫌なものとして感じているから
 無理してでも受けさせようとするのか?
・文部科学省の義務教育は、イヤイヤ無理して受けなければならない教育なのか?
「フリースクールへの財政支援については、ごく少数の人に対して、
 負担をみなさい、と言うのはフリースクールに行きたいという
 雪崩現象が起こる怖さを感じる」
・フリースクールの価値を認めているから、フリースクールに行く雪崩現象を
 怖がっているのか?
「不登校は親の責任。財政支援を国が言うべきではない。
 フリースクールの存在を認めるかどうかの議論を持ってすべきだ」
・不登校は親のどういう責任なのか?学校に行かせる行かせないの責任なのか?
・フリースクールの存在が認められているから、すでにフリースクールが
 存在しているのではないのか?
「フリースクールを支援するために税金を使うなら、
 フリースクールの基準や資格などの枠組みをしっかり作ってやって行かなければ
 ならないという問題点を国や県に提起したつもりだ」
・文部科学省は2019年、学校とフリースクールなどでの教育確保を求め、
 今年3月に学校外にも多様な学びの場を整備する事を通知。
 県フリースクール等連絡協議会に登録する数は43団体で、
 フリースクールなど各団体に通う児童生徒数は22年度で約200人にのぼる。
・この通知の認識もなく、市の行政トップに立って発言している人に多額の税金を
 使うのは、どのようにお考えなのか?
「ごく少数の人に焦点を当て、行政が財政的にフリースクールの負担をみなさい
 というと、そちらに行きたいという雪崩現象が起きる怖さを感じる」
・なぜフリースクールに行きたいという雪崩現象を怖がるのか?
・学校が楽しい学びの場であれば、フリースクールは必要ないはず。
・教育現場、子どもの実態を知らずに市長は公の発言をして、
 皆が付いてくると 思っているのだろうか?
 
「なんで子どものわがままを認めるようなことをする」
・フリースクールに行くことが子どものわがままなのか?
・教育とは何か、学校とは何かを考えずに会議で発言する市長は
 わがままではないのか?
「不適切発言と言われることは一切ない。撤回はしない」
・撤回はしなくても良いので、一から勉強をしなおして欲しいと思います。
文部科学省が毎年実施している調査で22年度分の不登校のきっかけは、
最多が「児童・生徒の無気力・不安」
不登校の当事者のきっかけの最多が「先生と合わない、怖い、体罰があった」
この違いは何なんでしょうか?
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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