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2年以上前に「ミルクパズル」(ホワイトパズル)というblogを書きました。
その時は、
本来ジグソーパズルは絵や写真があって、それを完成さすけれど、ミルクパズルは
全てのピースが真っ白で、形だけで完成させていくので忍耐力がいる。
と言った内容でした。
しかしそれはどの色も真っ白なので、普通のパズルよりも全体図の想像が出来ないので、
時間がかかり忍耐力が養われるのです。
今回は違うピースの捉え方です。
我々は社会に出て自分のピースを大きくしよう、成長させようとしていました。
右と左の間に自分のピースが入ればうまく埋まって行く。
しかし形も図柄もそこで合っているはずなのに、なんかピタリとこない。
自分がもう少し頑張って大きくなれば、この1つのピースはピッタリに納まるのだ。
と、自分と言う1ピースを大きくすることに必死になっていました。
しかし、その合わせ方は、すでに作られていたジグソーパズルの用意されていた
ピースの中での合わせ方、本来の図柄が出来上るように作られた1つのピース
だったのです。
よって、ここでもない、あそこでもないと自分の1ピースを枠の中の
どこかに当てはめようと必死になっていたのです。
一生懸命当てはめようとすればするほど、疲れて来て寂しくもなり悲しくもなり
よれよれになってピースの形がほんの少しづつ変形していくのです。
しかし自分じゃない形になると、周りのピースと繋がれなくなり、
パズルは完成しなくなってしまうのです。
自分と言う1ピースを大きくして合わせて行くのではなく、
自分のありのままの形をありのままに受け入れ、
ピースがハマる相手と繋がっていくことが大切になって来るのです。
ひすいこたろうさんは、私たちは「個」というピースではなく、
「関係性」と言うパズルの中で生きていると言われます。
1ピースが自分なのではなく、
「パズルの全体図」=「自分」です。
「本当の自分(ME)」とは「私達(WE)」だったのです。
よって、
ありのままの自分を受け入れ(My Happy)
ありのままの相手も認め(Yor Happy)
その上で、私たちの幸せ(Our Happy)
を見つけて行くこと、だと言われています。
私たちが周囲と繋がることで、
「他人の可能性」がそのまま「自分の可能性」になる。
自分の形を変えるのではなく、
繋がる事で、自分の可能性(面積)を増やしていく時代になる。
と、言われています。
自分の残る持ち時間で、何処まで自分が繋がるべき人と繋がっていけるか。
時間も自分の人生の在り方も、大切にしたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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