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同じ状況でも人の選択は十人十色です。
その選択がその人の生きざまを表しているのだと思います。
三国志の中の二人の言葉です。
「我人に背くとも、人我に背かせじ」(曹操)
(私が人を裏切っても、人には私を裏切らせない)
「人我に背くとも、我人に背かず」(劉備)
(人が私を裏切っても、私は人を裏切らない)
さて、自分はどちらの生きざまなのか。
この2人を上司としたら、国のトップとしたら、
人々はどちらについて行くのでしょう。
何かを成し遂げようとしたら、曹操のようなカリスマ性は必要かも知れません。
しかし、その成し遂げようとすることが正しい事なのか、私利私欲のためなのか。
それによって国民の幸・不幸は全く違ってきます。
現在でも近隣諸国で、似たようなトップが居られるような気がします。
「我人にそむくとも、人我に背かせじ」
ここの国の国民は、本当に幸せなのかと思ってしまいます。
情報をコントロールされて、切り取られた情報だけを信じ込まされている。
この国の人が世界というものを知った時、どういう風に感じるのか
聞いてみたい気がします。
国内においても、近畿財務局の事件やいじめ問題の教育委員会の在り方。
或いは、裁判所の判決。
これも「我人に背くとも、人我に背かせじ」の姿勢を感じてしまいます。
その奥には私利私欲や利権がからんでいるような気がします。
反対に、
「人我に背くとも、我人に背かず」には、
仁義を大切にし、自分の生きざまに筋を通し、ブレない生き方を感じます。
むしろ犠牲になった人達が、この生きざまのような気がします。
そして、この生き方には人が集まる魅力があると思います。
何度だまされても、だまされても『仁』と言う「愛」「思いやり」「やさしさ」
「人が人として生きて行く基本」を備えている人だと思います。
よって、人々が助けに集まってくるのだと思います。
自分を生きているかどうか、信念を持っているかどうか、
世の中を良くしたいという欲求を持っているかどうか、
それらがその時々のその人の言動となって、表われるのだと思います。
今は問題になっている「大きなモーター」という会社名のトップも、
「我人に背くとも、人我に背かせじ」
で我が物顔で威圧しているのだと思います。
しかし、人々もそれはおかしいと思い始め、やっとお役所も動きだしたようです。
私達国民は思うだけではどうにもならず、行動を起こさないと物事は進みません。
自分はどちらのタイプの人と仕事がしたいのか。
自分はどちらの生きざまで一生を終えたいのか。
選挙があれば、自分の意志表示のため必ず投票に行くのか。
小さな行動の積み重ねが全体を動かすことに繋がると思います。
日々の積み重ねが自分の生きざまになって行くと思います。
自分はどういう生きざまでいるのか、
自分の中の芯として持っておきたいものです。
じゃ、また明日!
「子どもの命と可能性を守る 100万人署名活動」
オンライン署名のご協力をお願い致します。(現在17万人署名)


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