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人は「別の視点に立つと、見方が変わる」と言われます。
昔の同僚で「夜空の星は黒いカーテンに沢山の穴が空いていて、
そこから光が漏れているのが星にみえるのかなー」
と言っていたことがありました。
そして「黒いカーテンの向こうから今の自分の場所を見た時、
どの様に見えるのだろう」と。
その時は私も若すぎたので、ロマンチックな事を言う人だなと思いましたが、
他の同僚も皆、ロマンチックな人として見ていました。
今なら、同じセリフでも捉え方が違っていると思います。
今は「視点を変えると、見方が変わる」と捉えます。
しかし人は未経験な事や新たな場所は予想できない、理解できない恐れとして
自分にのしかかり、自分の能力が発揮できなかったり自分らしさを見失ったりします。
しかしそれは個々人の中で起こる事でもあるし、
大きな意味のあるプロジェクトの中でも起こっていると思います。
数学の公式のように原理は同じなのだと思います。
自分が空を眺めていて思う事は、見えている空の果てには計り知れない
とても分厚い大気圏があるのだろうなと、想像してしまいます。
しかし、月へ行く宇宙飛行士からすれば、大気圏なんてあっという間に突き抜ける
地球の薄い皮だと感じます。
月へ降り立った最初の宇宙飛行士も、未経験な新たな場所は理解できない恐れとして
自分にのしかかっていたと思います。
しかし「人類の発展のため」という事で、
冒険への誘い→最初の関門の通過→最大の試練→成功→帰還
というミッションを終えて次につなげて行きます。
宇宙飛行士の場合、地球との環境のギャップに慣れる為、
しばらく入院してから日常に戻ります。
もしかしたら、個人の人生の中でもこのような事が起こっている
可能性があると思います。
だから、人は成長し続けるのだと思います。
「別の視点に立つと、見方が変わる」
より多くの視点を持っていれば選択肢も増え、豊かな人生が送れると思うので、
より多くの視点を持ちたいと思います。
じゃ、また明日!