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ある方のメルマガでつんくさんの「凡人が天才に勝つ方法」という本が紹介されていました。

つんくさんは「自分は天才ではなくプロである」と。
沢山の作曲をするけれど、曲は降って来るものでもなく、閃いてくるものでもない。
自分が勉強して、徹底的に考えることによって創られるものだと。
良い仕事をされている方は、皆さんこの意識が共通していると思います。
「あなたは何のプロですか?」と、問われた時、
「私は作家です」「私は施術師です」「私はインストラクターです」と言うのが
返答だったと思います。
しかし、それはプロではなく仕事の肩書です。
プロと言うのは、
「私は作家です」ではなく、自分の作品を通じて人々に夢を持たせたり、
幸福感を感じて貰っています。
「私は施術師です」ではなく、その人の痛みを取り、少しでも楽な身体に
しています。
「私はインストラクターです」ではなく、個々人が楽しみながら体力づくりが
できるように、健康になるようにしています。
という目的を持って、成果を出している人のことだと思います。
私もこのメルマガを読むまでは長い間専門にやっていた肩書を
プロだと思っていました。
しかし、「プロ意識」と言うのは「何を、誰をどうするプロですか?」
と聞かれた時に、自分の中でしっかりとした目的を持って仕事をしている人
のことだと思います。
漠然と、慣れた手順で慣れたことをするのではなく、1人一人に対して、
「自分は誰をどうしたいか」という意識で向き合っている人です。
よって、情報を集め、分析し、その人に合うようにアドバイスしたり、
施術したりできるのです。
会社の大小や、社員の学歴は関係なく、それぞれが「誰をどうしたいか」
という意識でもって仕事をしているかどうかにかかってくると思います。
そのためには、一人1人を把握して、その人に合った対応をしていく必要が
あると思います。
それをしている人、それが出来る人が本当のプロだと思うし、
今出来ていなくても、その意識を持って仕事をしている人が
プロになっていくと思います。
「誰をどうするプロですか?」
これは、仕事をする上で、最初に自分の中に落とし込んでおくべき
大切な事だと思います。
どうせ働くなら、そういう上司のいる所で働いて、
自分も身に付けて行くと、将来はプロになっていると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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