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普通だったら、タイトルに「嘘つきは心の病気?」と「?」を入れるのですが、
今回は入れずに断言してしまいました。
なぜなら、私が知っている嘘つきの人は、皆さんそれなりの病気と
重なっていたからです。
おなじ嘘でも「自分の過ちや失敗を隠したいから」と言うような、
自分自身を守る防衛本能のようなものや、
「自分の事を良く見せたい」「自分をもっと評価して欲しい」
と言ったような嘘。
はたまた「周りから構って欲しいから」「自分に注目して欲しいから」といった
ような、承認欲求から嘘をつく事もあります。
また「その場を盛り上げるため」や「相手を喜ばせるため」などの嘘もあります。
そして、「相手を騙したり陥れたりする」ための嘘もあります。
これらの嘘は、まだかわいらしい範囲に入ると思います。
本当に困るのは「演技性パーソナリティ障害」や「妄想性パーソナリティ―障害」
の人たちです。
彼らの背景には、やはりつらい過去があります。
まだ小学校低学年の頃から、親と離れたり、祖父母に育てられたりの環境で
育っているので、空想の世界に入り込んでしまっています。
それが頻繁になると、自分が嘘をついている自覚すらないままに「虚言癖」が
当たり前になってしまうのです。
彼らは、他者の注目を引くためにありとあらゆる手を使って注目を浴びようとします。
そして、自分が思ったほど注目を浴びないと、機嫌が悪くなるのです。
その執拗さはやはり病的で、自分が思う答えを引き出すまでは、夜中であろうが
早朝であろうが電話を掛けてくるのです。
それで、思う答えを引き出せたら、しばらくは落ち着いた状態になるのです。
そこまで行くと、相手を責める気持ちよりも、幼少期からの育てられ方に
納得してしまうのです。
ややこしいのは、そこに金銭が絡んでくることです。
これで金銭が絡んできて、もっともっとと要求をしてくるのであれば、
早々に離れた方が良いと思います。
人は誰しもしあわせになる為に生まれてきたのだと思います。
それが、小さい時から嘘をつかなければ自分を保つことが出来ない境遇は、
やはり不幸を背負った人生としか、言いようがありません。
しかし、同じような境遇でもそこから抜け出して立派に独立している人もいます。
自分で自分を幸せに導いている人もいます。
自分の人生は自分が創るもの。
何とか境遇に負けないで、明るい人生に自分を導いて欲しいと思います。
じゃ、また明日!