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私達はやりたい事がある時、やるべきことが多い時、がむしゃらに全てを
やろうとしてしまいます。
小さな24時間でも、あれとこれとそれをやりたいからと、
24時間の中に詰め込んでしまいます。
そして「今日も出来なかった」「今週も出来なかった」のくり返しです。
どれほどその状態を繰り返せば気が済むのかと、我ながら思ってしまいます。
そして、修正すればするほどやるべきことを削って行っているような気がします。
しかし削っていったものは、もとからやれなかった、或いはやらなかったものなので、
削ったとしても、あまり影響は無かったのだと思います。
すべてをやりたいなら、優先順位を付けて集中的にやっていった方が
上手くいくかも知れません。
今は夏休み中ですが、企業でも連休で休みが多くなっている所もあります。
しかし、反対に暦通りで休まない所もあります。
欧米のバカンスは「働く時は働く。無理する時は無理もする。
しかし、太陽の下で甲羅干しをする時間も満喫する」と言ったような
時間の過ごし方をするようです。
なぜなら、ONとOFFの時間と区切りの境界線をはっきりさせないと、
頑張りっぱなしだと「自分は何のために頑張っているのか」と
わからなくなるからです。
よって、脳みそを空っぽにする時間が必要になってくるのです。
昔から欧米の人は1か月くらいのバカンスで世界中を旅行していた印象があります。
そのニュースを見ていて、日本人にはとても無理!と、思ったものです。
先ず、企業の夏休みでさえ長くて10日くらいです。
一番心配するのが「帰ってきたら席がない」というものでした。
しかし、これも仕事に対する考え方の違いや、働き方改革とやらで、
少しづつ変わっていくとは思いますが。
業種によっては、休みが取れる状態ではないかも知れませんが、
ONとOFFの切り替え、メリハリを付けるのは必要な事だと思います。
今年はコロナが解禁されたので、旅行も多くなっているようです。
あちこちで旅行鞄を引きずっています。
それも合理的な脳のON/OFFなのかも知れません。
ニュースなどでのインタビューで「○○に行ってきたので、明日から頑張ります!」
という答えがほとんどです。
旅行をまったくしない私は、脳の疲労は「瞑想」で回復させています。
それだけでも瞑想が終わると、脳(頭)がスッキリとした感じになります。
これも脳内で、ON/OFFの切り替えが出来ているからだと思います。
ジムでよく言われるのが「栄養」「睡眠」「運動」です。
これらを意識しながら、ON/OFFの切り替えをして、
自分をうまくコントロールできるようになればなと思います。
がむしゃらに頑張るだけではなく、
非日常の時間も大切にしたいと思います。
私もあれもこれもやらなければと思っていましたが、
段々と絞られてきたように思います。
じゃ、また明日!