タグ:
愛情と言えば、優しさだとか感情面の事を思い浮かべますが、
本当の「愛」はもっと深くてもっと厳しいものだと思います。
相手との関係で相乗効果を創り出す場合、
違う考え、違う能力を持つ者が、信頼し合い協力し合って「1+1=∞」
というような状態が醸し出されます。
その為には、お互いが本気で取り組み、信頼関係が築けているからこそ本音で
語れるのだと思います。
そして、本音で言えるからこそ、率直に厳しく言うことが出来るのだと思います。
「愛ある厳しさ」と言うのは、自分の中でもある種の決意や覚悟が必要になって
来ると思います。
決してフワーッとした浮いたものではないと思います。
そこに厳しさがあるからこそ、ぶつかり合う事もでき、
相手の心に迫る事もできるのです。
例えば、会社やチームなどの場合、部下を育てようとした場合、
時には嫌われるような事も言わざるを得ない時があります。
いつもいつも嫌われないようにといい顔ばかりしていても、部下は決して育ちません。
自分の中に確たる信念があれば、時には厳しく指導をしても、部下やチームメイトは
付いてくると思います。
よって、愛ある厳しさの一番のエネルギーは、相手の心を動かし、
時には相手の人生の歩むべき道さえ変えうるものであると思います。
根底に深い愛情があり、自分の信念に基づいてやっていけば、
それが伝わるからこそ部下は付いてくるし、鍛えられていくと思います。
結局は何事も「人の心と心の繋がり」だと思います。
そこの信頼関係が無ければ、何も生まれてこないと思います。
深い愛情に基づいた厳しさは、
関わった人々を変えていくことが出来るのだと思います。
人が他者に対して、どの程度の愛情を持って接していくかは、
結局はその人の生きざまに基づいた厳しさだと思います。
じゃ、また明日!