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人は何かの集まりで自己紹介する時、ほとんどの人は会社名や仕事内容を
紹介して下さいます。
私は名刺を頂いてもあまり肩書には興味がなく、目の前の相手の方に興味がありました。
今でも営業で話をしていて入社4年目の人でも、その人が前向きな人であれば
どんどん色々な話に発展して、営業以外の話で時間が経ってしまいます。
名刺が無くても、働いていなくても、人は周りから評価されたいから、
自己紹介の時でも、その時の周りに受け入れてもらいやすい自分を
演じてしまうのかも知れません。
小さい頃から親や先生に褒めてもらいたくて、自分を演じていたのかも知れません。
私は3歳の頃から1人で直ぐ近くにお使いに言っていました。
よって、近所の人に「いい子だね!」と言われていたので、
その頃から無意識に「いい子」を演じていたのかも知れません。
周りの期待を裏切らないように!
周りの期待に添うように!
それが自分だと思い込んで、ずーっとそのまま大きくなっていったような気がします。
そしてその意識が自分を縛り付けたままになっていたのかも知れません。
それが何であるか解らないまま、心の奥底に積み残したままで現在に至っているような
気がします。
余りにも小さい頃からの事なので、自分では気付かなかったのですが、
「いい子」でいる事から開放されたいと思っていたのかも知れません。
自分では「いい子」を演じているつもりはなく、それが当たり前の自分だと
思っていましたが、やはりその兜が負担になっていたのかも知れません。
自分と対話し、自分に本心を聞いてみようとしても、なかなか本音は語ってくれません。
心の奥の奥の奥に仕舞い込んでいた自分自身の縛り付けは、
おいそれとは姿を現すはずもなく、見つけるのに時間がかかります。
瞑想を始めて色々なものを手放していく中で、心の奥の奥に段々と近付いていきました。
もしかしたら、小さい頃に近所の人に「いい子だね!」と言われていたことが、
自分を束縛していたのかも、と。
いぜんから薄々わかっていたものの、それをぶち壊すほどの勇気もなく、
流れに身をまかせていたように思います。
人は過去にも未来にも生きているのではなく、現在に生きています。
「今ここ」という時点で生きているのです。
よって、今ここにある自分の気持ちを素直に受け入れ、
その感覚を大切にしたいと思います。
周りに評価される生き方ではなく、周りの顔色を伺うのでもなく、
自分が心から開放されている生き方。
すでに遅いですが、そちらに軌道修正する時が来たのかなと思います。
シフトチェンジ出来たら、そこからが
本当の自分のスタートラインだと思います。
じゃ、また明日!