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今まで知らなかったことを知ることによって、自分を縛っていた思い込みに気付き、
人生観が変わる事もあります。
自分が生きていく中で、ただ単に「知らない」だけで問題だと思ったことも、
「知る」ことによって解決出来る事もあります。
例えば、相手の考えを知らないうちは自分の憶測だけで判断してしまいます。
しかし、じっくり話をして相手の考えを聞くと、憶測の心配など一切必要なく、
同じ考えであったと解ります。
そうなれば懐疑的に向かい合っていたものが、共通のゴールに向かって横並びに
手を繋ぐことさえできるのです。
「幸せは、知ることから始まる」と言われますが、知らなければ選ぶ事すらできません。
新しい知識は、自分の価値観や固定観念を変えてくれるものだと思います。
私達は「知らない」事についての興味はあまりありません。
元々「知らない」ので、それを知ろうとも思いません。
ただ、「何に」「どれくらい」好奇心があるのかだと思いますが、
それも自分自身にしかわからない事だと思います。
私は「ドラゴン桜」のドラマを見ていないのですが、それを好きな人が抜粋されていました。
ドラマの中で「桜木建二」という弁護士が、偏差値の低い高校から東京大学合格者を出す
という内容で、生徒たちに話した言葉を書いていました。
抜粋の抜粋です。
桜木:
お前らがなんでバカなのか教えてやろうか?
世の中の実態と仕組みを知らねぇってことがバカなんだよ!
  
どんなに努力しても、どんなに力を振り絞っても「本質を見抜く力」が無ければ
権力者と同じ立場にすら立てねぇんだよ!
誰かのせい、国のせい、時代のせい。
他人を叩き批判して、文句を言って何が変わる?
ルールを作ってる奴らはなぁ、この状況が「オイシイ」からこういう仕組みにしてんだ!
なぜ社会はこうなてんのか?
誰がどんな意図でこの仕組みを作ったのか?
本質を見抜き、自分なりの答えを出す力をつけろ!
そのためには勉強するしかねぇんだ。
勉強ってのはな、この国で許された唯一の平等なんだ!
以上、最高の言葉ですね!
「黒い仕組み」もあれば「白い仕組み」もある。
それを創っていくのは我々一人1人だし、それを選ぶのも一人1人だと思います。
「知らない」から誰かのせいにしたり、会社のせいにしたり、社会のせいにしたり。
兎に角、自分以外のせいにしてしまう。
「知ろう」とすれば「知れる」のに、「知ろう」としない。
それでも私達は生きていくことが出来るのです。
「自分」というものを知った時、或いは「自分の可能性」というものを知った時、
そこから本当の自分の人生が生まれるのではないかと思います。
自分が自分の人生を歩もうとする時、
嫌だと思っていた、それまでの自分の人生の環境や生きざまが、
自分の背中を押してくれるのだと思います。
世の中には自分の知らない事が多すぎます。
歳を重ねれば重ねるほど、「知らない事が多すぎる」と感じています。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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