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私の知っている人の中には、相手の機嫌を気にする人が数人おられます。
夫婦関係にしても、独身の時はあんなにも活発だったのに、
結婚してからは、やたら相手の機嫌を伺っているのです。
多分、最初はこんなことを言ったら相手に嫌われるかな?と思い、相手の機嫌を見て
相手の機嫌に添うように合わせてしまっていたからかも知れません。
その姿勢が定着して、いつの間にか自分の意見をいう事が出来なくなっていました。
それだけならまだしも、食事に行ってもメニューがなかなか決められず、
結局は相手に合わせて頼んでしまうのです。
会社員にしても、部下を持つ立場になっても、仕事をどうするかという事よりも、
その部署が上手くいくように、部下のご機嫌を取ってみたり、部下の顔色を伺ったり。
チームワークが良いというのは、部署の人が皆同じ方向に向かって進もうと
している時だと思うので、ご機嫌を取ってチームワークを保つのとは訳が違います。
よく見ていると、ご機嫌を取られた人は、少し機嫌を悪くすれば相手は
自分の言う事を聞いてくれると思って、それを繰り返しているようです。
私も以前は、何とかうまくいくようにと相手の顔色を伺っていた時もありました。
しかし、それは本筋ではなかったようです。
相手の機嫌は関係なく、本来の筋で考えるのがベストの選択だと思います。
そうでなければ、その選択はお互いがストレスの溜まるものになると思います。
よって最近は、相手が不機嫌であろうがご機嫌であろうが、
そういう感情に振り回されることなく、判断するようにしています。
いまから思えば、かつてのグループやコミュニティーで、そういう人が1人いるだけで、
そのグループの雰囲気が変わってしまった場面がありました。
相手の機嫌は相手のもの。
自分が責任を取る必要はないし、振り回される事もない。
と、割り切るようになってからの方が、まともな判断が出来るようになったと思います。
人の和を保つという事も大切ですが、
ものごとを勧めていくときの割り切りも大切だと思います。
自分がコントロールできるのは自分自身だけです。
相手をコントロールしようとしても、所詮それはできないこと。
自分以外の人をコントロールする必要もない事だと思います。
そこの所の線引きをもっともっとできるようになればと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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