人は「思い」を込めて相手から話されると、
その想いを感じ取ることによって、心を動かされます。
そしてそれは時として、行動へと駆り立てられます。
伝達には「情報伝達」と「感情伝達」の2つの伝達があるようです。
「情報伝達」は、
主張、理由、データなどの客観的な情報をわかりやすく伝えること。
「感情伝達」は、
聞き手に望ましい感情を抱いてもらうこと。
相手にポジティブな感情を抱いてもらいたいなと思う時は、
話し手である自分が、先ず伝えたい想いを抱く必要があると思います。
先ずは自分が相手にどのような気持ちになってもらいたいのか、
それがどんな行動に結び付いて欲しいのか。
それもしっかりと考えておく必要があると思います。
人に何かを伝えたいのであれば、自分が何を伝えたいのか、
メッセージを明確にしておくことが大切です。
そして、なぜそう思うのか理由もはっきり伝える事です。
そうでなければ、相手は納得してくれないと思います。
私もそうですが、共感できる部分があると、伝わりやすいと思います。
メッセージのストーリーで、自分が何を感じ、何を想って実現したいのか、
それが相手の心に働きかけるきっかけにもなると思います。
そして、相手が自分を信頼してくれるかどうか。
信頼性が無ければ、何を言っても聞き入れて貰えないと思います。
それは普段からの言動にも拘わってくると思います。
自分が人として、先ず信頼してもらえる人格かどうか。
そうでないと、相手の行動まで結びつくことは出来ないと思います。
今日のNHK朝ドラ「らんまん」では、石版印刷のシーンでした。
植物をより多くの人に伝える為には、印刷にすれば良いという事で
主人公が「本物を伝えるために描きたい」と、やっと石版印刷を
刷らせてもらった時に言われた言葉です。
「本物を伝えるための手立てとしての絵がある」と。
この言葉で私が思ったのは、絵は伝えるための1つの手段であり、
それが音楽であったり、言葉であったり、色々な手段があるのです。
大切なのは「自分が感動したものを伝える」という事だと思います。
よって、自分が感動したもの、心から信じているものの「感動」を
人は伝えたいのではないかと思いました。
だから相手が「感じて」くれるから「動く」のだと。
私も感動を伝えられるような人間になりたいものです。
じゃ、また明日!
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