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自分がこれから何か社会のお役に立つことをしたいと思った時、間違った考えに陥る時があります。
私も間違った方向に行きそうでした。
そこには落とし穴があったようです。
自分が仕事としてやってきた事は慣れているし、そのことについての経験もあるので、それを活かせるのではないかと思っていました。
しかし、それは会社という組織があってのこと。
社会はどんどん変化しています。
自分の経験は、社会の時間の変化の流れから言うと、賞味期限が切れている可能性があります。
例えば事務職にしても、昔は全て紙に手書きでの書類でした。
それが今では事務職の仕事と言えば全てパソコンの中。
電話も固定電話。今では外回りの仕事は全て携帯電話。
スピードもやり方も時代と共に変化してきます。
そんな中で、いくら自分はこういう事をやって来たのだと言っても、それは今に当てはめる事は出来ません。
私たちは過去に生きているのではなく、現在に生きているので、今この瞬間との勝負です。
となると「自分は何をやって来たか?」では通用せず、今「自分は何が出来るのか?」でないと、人のお役には立てないという事です。
何故なら「何が出来るのか?」は、今現在の自分自身の事であって、自分が本当に出来る事からの出発です。
よって、自分の過去にやって来た事というものは、ほとんどが役に立たなくなってしまっている可能性があるのです。
現在に生きているのだから、現在のこの瞬間の自分自身でしか、対応することは出来ません。
残念ながら「何をやって来たのか?」ではなく「何が出来るのか?」でしか、人様のお役には立たないようです。
「やって来たから出来るだろう」は一旦捨てて「何ができるのか」からの出発です。
じゃ、また!