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教育は「教える側」と「教えられる側」が存在します。

これは学校教育のスタイルです。

しかし、それと並行して人間教育というのもあります。

その教育は「育てる側」と「育む側」が存在します。

育むというのは、自分で自分を育むという意味です。

それは赤ちゃんを見ていると、自分で育んでいるなと思う時があります。

ハイハイが出来るようになった頃の赤ちゃんは、

目の前に自分が欲しいおもちゃがあると、ハイハイして取りに行こうとします。

或いは、自分が触りたい犬や猫がいれば、やはりハイハイして自分の意志で

猫や犬を追いかけて触ろうとします。

こうして赤ちゃんは日に日に大きくなっていくのです。

尻尾を掴みたいと思う心が脳に伝わり、

脳が命令を出してカラダを動かすのです。

そして尻尾を目掛けて近付き、逃げられれば、また追いかけて掴もうとする。

犬や猫を触りたいという気持ちがカラダを動かしてしまうのです。

その間、親は見守っているだけです。

その時、心とカラダを育んでいるのは赤ちゃん自身です。

「これをしてはいけない」「こっちの方が得する」「こうした方がよい」

など、そんな余計な事は一切考えずに、ただただ心の赴くままに

動いているだけです。

何の束縛もなく純粋な心で、カラダを動かすだけです。

しかし、それが自分の筋肉を鍛え、脳を刺激して発達させ、

おもちゃを手に入れたり、犬や猫を触ることが出来た喜びで、

幸せを感じているのだと思います。

これって、物凄い事だと思います。

なぜなら、自分で自分を育んでいるのですから。

折角そのような純粋な能力を持って産まれて来たのに、

幼稚園や小学校では、躾と称して「これをしてはダメ!」

「あれはしては危ない!」などと「やってはいけない事」を

毎日言って記憶させていくのです。

加藤秀視さんの「人生を切り拓く技術」の中にも書かれてありましたが、

「自分は否定されている」と、常に思い込んで大きくなるのです。

そして、大人になって社会に出ても、周囲の人たちの顔色を気にして

生きているのです。

そうではなく、多少の危険はあったとしても「ダメ!」で規制せず、

先ずは体験・体感させてみて、心で学ぶ事も必要だと思います。

犬や猫は撫でるとモフモフしてとっても気持ちいいものだ。

と、感性に記憶させる。

犬や猫が嫌がれば、これをやると犬や猫が嫌がるのだと、学習する。

いずれにしても、自分で自分を育んで大人になっていくのだと思います。

自分がこれをやりたい!と思えば、とにかくやってみる。

失敗しても目的を持ってやってみる。

それが赤ちゃんの時からの持って産まれた能力だと思います。

その能力が誰にでも備わっていると信じて、

今からでも掘り起こしてみたいと思います。

じゃ、また明日!

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