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何だか最近は自分の事ばかり考えていたような気がします。

自分がもっとましな人間になるには、とか、もっと成長しないと、とか。

でも、それって犬や猫が自分の尻尾を追いかけてグルグル回っているのと

同じような気がしてきました。

自分の尻尾を追いかけているバカな自分を自覚することが出来出したので、

目が回ってひっくり返る前に、尻尾を追いかけるのを止めないといけないかな

とも思い始めました。

今まで「依存」で生きてきたので、価値観や自分の考えというのは、

何処かにお手本があると思い、そのお手本を探し求めてさまよっていました。

しかし、そもそもお手本なんてないのです。

なぜなら、お手本があればそのお手本は書いた人の価値観であって、

自分の価値観にはならないからです。

そう思えば、どんなちっぽけな考でも、自分がそれで良いと思えば

それが自分の価値観なのです。

そもそも価値観を人と比べようとしている所に間違いがあったようです。

自分がどう感じ、どう思うのか。

それが自分の哲学でもあったのです。

自分が自分の中で捨てられないもの。

それが自分のホットボタン(真の動機)であり、自分の信念に繋がるのだと思います。
それが解りかけた今、自分の尻尾から目を離して前を向くと、今まで見えていなかった社会という世界が目の前に広がっていました。
自分は社会という中で生きていたのだと。
自分が幸せなのは、自分の好きな事をして、それが社会の役に立つことが一番幸せな事だと思います。
そうなると、自分の今まで生きて来た経験、それがマイナスの経験ですら、自分の価値観の源となる大切な宝なのです。その経験を「自分がどう感じ、どう思うのか」によって。
自分にしかない経験が、同じような苦しみを持つ人の役に立つこともあります。自分にしかできないことが、社会に何かを貢献できる可能性もあります。
結局は人間って、社会の中で活かされており、生きているのでした。
社会の中で生きるという事は、誰かの役に立ち、自分の何らかの価値を社会に提供する事だと思います。
自分が自分がと自分の事しか目に入っていなかったから、社会の事が見えていませんでした。
視点を変えて社会の中の自分として観た場合、人と違う事が自分の価値でも

あるのです。
自分が苦手な事は他人が得意な場合もあります。他人が苦手な分野が自分にとっては得意な分野になるかも知れません。
そうしてお互いが助け合う事によって、共に生かされるのではないでしょうか。
個の分かち合いの精神が、社会の中で自分の居場所を見つける事になり、自分が誰かの居場所を創ることができるかも知れません。
自分の尻尾ばかり追いかけていたら、社会の中の自分を忘れていました。これからは、社会の中で自分が出来る事、役に立つ事を意識して考えていきたいと思います。
じゃ、また明日!

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