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「心ひとつの置きどころ」とは、哲人・中村天風師の言葉です。
どのような環境でも、その人のその時の捉え方によっては、違うものになる。
という事です。
例えば、何か行事や催し物があったとします。
そこで手伝ってほしいと言われた時、
「催し物の裏方を勉強できるチャンスだ!」と捉える人と、
「アルバイト料もくれないなんて、手伝えないよ!」と捉える人。
チャンスだと捉える人は、その催し物をする為には、何をどうするか
という事を考えなければならないと気付くでしょう。
そして、開催日から逆算して、何をいつまでにどのようにしていくか、
という計画を立てる必要も感じるでしょう。
このような事を手伝う中で知っていき、気付いていくことが出来るのです。
授業料を払わない大切な学びです。
反対にアルバイト料が無いから手伝えないと捉えた人は、当然、
目の前の経験から学べるという事に気が付いていないのだと思います。
労働=お金 という発想で、経験による価値を生み出す事は出来ないのです。
自分の人生は、結局は自分の考え方、捉え方で良くも悪くもなるのだと思います。
何事もポジティブに捉える人は、周りの人が付いて来たり、
良い方向に転んだりと、結構人生が上手くいっています。
反対にネガティブに捉える人は、周りの人が遠ざかったり、
上手くいかない方向に転んでしまいます。
そして自分の人生すら「どうせ上手くいかないのだから」とか
「どうせこんなもの」と最初っから諦めてしまっているのです。
そういう時は大概、自分で言い訳を考えていたり、自分を正当化しようとしたり、
上手くいっている人を見て、嫉妬の念を抱いたりしている時です。
ジェームズ・アレンの言葉に(ヒンズー教の教えとも書いていますが不明)
心が変われば、 態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
と言うのがあります。
「人生が変わる」キッカケは「心が変わる」ようです。
その心が変わるという事が「心ひとつの置きどころ」でもあると思うのです。
人は自分の内側と外側は表裏一体です。
内側の事が外側に現れ、外側のことは内側から発生しているのです。
という事は「心ひとつの置きどころ」の「心」を穏やかに保つことが出来れば、
穏やかに物事を捉えることが出来、穏やかな毎日を送る事に繋がると思います。
最近は心穏やかでない人が保育士になったり、教師になったり介護士になったり
しています。
自分のイライラを園児にぶつけたり、生徒にぶつけたり、老人にぶつけたりしています。
労働条件の悪さがイライラを招いているのかも知れませんが、
虐待に繋がるような行動の前に、各人の心を鎮めて仕事にあたって欲しいと思います。
ヴェーダ瞑想は、心を穏やかにする1つの手段だと思います。
じゃ、また明日!

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