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「思考が浅いと、人は先が見えない」と言われます。では、思考が深いとはどういう事なのでしょうか。
「考えることには3つの物差しがある」と言われています。
それは「広い―狭い」「深いー浅い」「鋭いー鈍い」
思考が「広く」なるのは「比喩」をたくさん持っていればいるほど、想像力を働かせながらそれらを活用することが可能になります。
思考の「深さ」は、見えにくい抽象的な層をどれ位把握できているかによります。
そしてこれは「見えないものを見る力=想像力」によってもたらされます。
思考の「鋭さ」と言うのは、想像力を働かせながら、比喩をふんだんに取り入れ、現実を模倣するような上手い枠組みを作り出せた時に「鋭い!」と言われます。
よって「優れた思考」の基盤は「見えないものを見る」想像力=「思想の深さ」ということになります。
また、優秀な思考は抽象的思考と具体的思考のバランスが良い人だとも言われます。
抽象的思考とは、リンゴ・ミカン・バナナを見て「これらは全て果物である」といったように物事を本質的に捉えます。
具体的思考とは、果物と言うものは「例えば、りんご・ミカン・バナナです」という考え方で、実際に行動を起こす為に必要です。
いずれにせよ、思考の深さが物事の選択であったり、判断であったり、先を見る力と関係していきます。
私のように考える事をして来なかった人間は、今からでも考える力をつけていくしかありません。
考える習慣、考えるクセを身に付けて、自分で自分を変えていくしかないな、と思った次第です。
じゃ、また!