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私はついこの間まで「ウェルビーイング」は企業に対する概念だと思っていました。
「従業員のエンゲージメント向上」「生産性の向上」「人間関係のストレス軽減」
「人材の流出防止」など、企業が導入するものだと。
しかしウェルビーイングの言葉を調べてみると、
満足した生活を送ることが事が出来ている状態、幸福な状態、充実した状態などの
多面的な幸せを表す言葉で、なおかつ「持続的な」幸せを意味するのが、
ウェルビーイングだとか。
厚生労働省はウェルビーイングを
「個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にある」
ことを意味する概念だとしています。
日本WHO協会では、
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、社会的にも、すべてが満たされた状態にあること。
としています。
そうであるならば、企業のみならず個人にも当てはまるような気がしてきました。
人として年代に拘わらず、毎日を幸せに暮らそうと思えば、まさしく上記の
「肉体的にも、精神的にも、社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」
に、なってくると思います。
社会で働いていなくても、親の介護などで、肉体的にも精神的にもクタクタになります。
また、人目を気にして社会的にも施設に入れるのに気が引けてしまう場合もあります。
或いは、それらを卒業してしまったとしても、
これらから1つ1つを考えていく必要があると思うのです。
老後の自分は楽しく生きることが出来ているのかどうか。
嬉しい、楽しい、感動すると言ったような、ポジティブな感情を感じているだろうか。
時間を忘れて何かに没頭できるようなことがあるだろうか。
困った時に助けてくれる人間関係が築けているだろうか。
自分は何のために生きているのか、考えたことがあるだろうか。
自分は何を達成したいのか、自分と向き合っているだろうか。
何かを達成したことがあるだろうか。
これらに1歩でも近づこうとすれば、自分の人生は楽しいものになると思います。
今の日本は何か可笑しな方向に行っているような気がします。
自国の国民の幸せよりも他国優先であったり、
言うべき事を言わずに他国の言いなりになっていたり。
経済は民を救うものだと思います。
経済の元の言葉は「経世済民」を略したもので、
「世を経(おさ)め、民の苦しみを済(すく)うこと」です。

私達は退職後も何らかの形で社会と繋がっていると思います。
自分が社会とどう繋がっていきたいのか。
これからの自分の課題だと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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