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何かをやる時には「何のためにやるのか」を明確にしておかないと
目的は達成することはできません。
なぜなら、本気で取り組む人は「自分はなぜやるのか」「何のためにやるのか」
という活動理念がはっきりしています。
よって、誰に何を突っ込まれても、ブレる事なく相手を説得することが
できるのだと思います。
しかし、その場しのぎでやる場合、表面的な行動や目的は達せられても、
「なぜやるのか」「何のためにやるのか」が明確でないので、
突っ込まれると相手を説得するほどの知識や知恵は持ち得ていません。
よって、相手を説得することが出来たとしても、
やはり表面的な説得で終わってしまい、相手を根本的に説得することはできません。
そうなれば、頭数の1つとして何か手伝おうとしても、なまじその場しのぎの
手伝い方にしかならず、反って足を引っ張る結果になってしまいます。
これでは手伝いが邪魔になってしまいます。
自分の行動1つ1つを取ってみても、何かをする場合、
事前にどういう状況か想定し、把握しておく必要があると思います。
そしてそれに対して、どういう疑問を投げかけられるか考え、それに対する
自分なりの説明も準備しておくことが大切になってきます。
1つの事の取り組み方に対しても、本気の人とその場しのぎの人とには、
全く違った世界が展開されるのだと、初めて気付いた次第です。
行動には理由があると言われますが、何をするにしても、
絶えず「誰のために」「何のために」やるのか。
そして、「なぜ自分はそれをやるのか」。
これをいつも考えられるように身に付いているかどうかが、
物事をやる時の「本気」か「その場しのぎ」かの違いになってくるのだと思います。
自分と自分以外の人は考え方も価値観も違います。
その前提に立って、違う相手とどうわかり合おうとするのか。
どのくらい相手の事を理解し、どのくらいこちらの事を理解してもらえるのか。
その差が、結局は自分の取り組み方の「本気度」と「その場しのぎ」の違いに
なってくるのだと思います。
表面的な事は誰でもできるし、いくらでも出来ます。
しかし、本気で取り組むかどうかは、いくらでもできる事ではありません。
それが自分の生き方でもあり、在り方に繋がっていくのだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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