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本日(昨日)は「子ども達の命と可能性を守り育てるための100万人署名活動」
のお手伝いに行って来ました。
この活動は一般社団法人JAPAN元気塾が行っている、
社会の問題解決を推進することを目的とした活動の1つです。
署名活動をしていると、その地域性が非常に現れるなと思いました。
抵抗なく署名をしてくださる人がいる所。
ほとんど素通りで避けて通られる人がいる所。
本日、署名をお願いして一番聞いた言葉が「いいです」という言葉。
これはお断りの言葉でした。
「OK」という肯定の「いいです」の場合、「署名してもいいよ」となるのですが、
「NO」という否定の「いいです」の場合、「署名しなくても自分は大丈夫です」
という事になると思います。
相手にとって都合のよいことがらの場合、例えば、
自分も学生の時いじめられた経験があるから、いじめを無くしたいと思っている。
自分の孫が今いじめにあっているから、何とかイジメを無くしたいと思っている。
こういう場合は、すんなりと署名をしてくださいます。
反対に、相手にとって負担になることがらの場合、例えば、
急いでいるから1分も時間が無いから「いいです」
自分の学校には、いじめは無いから「いいです」
自分の周りには、いじめが無いから「いいです」
自分はいじめられていないから「いいです」
自分とは関係ないことだから「いいです」
となります。
確かに通りすがりに「いじめをなくす署名にご協力お願いします」と言っても、
その人が普段からニュースやSNSでいじめに関するようなことに、
関心を持っているかどうかにもよります。
「自分だけ良ければ」「今だけ良ければ」という感覚であれば、
署名する気にはならないかも知れません。
しかし「自分だけ 今だけ」は保証がありません。
神戸の人は「神戸には地震は来ない!」と信じていました。
しかし、阪神淡路大震災が突然にやってきました。
今まで、他県の大震災があっても「かわいそうに!」で終わっていたのが、
震災後、何処で地震があっても、真っ先にボランティアに行ったり、
物資を送ったりしています。
一度自分が経験してみると「自分だけ 今だけ」では終わらなくなるのです。
自分が体験してみると、イジメ問題でも震災でも何でも「かわいそうに!」
という言葉が「大変だろうな!」と言う言葉に変わります。
頭だけの理解ではなく、心からの理解になってくるのです。
心からの理解になった時、
「いいです 署名してもいいですよ!」になるのです。
心の内側で感じていることが、
外側の署名という行動として表れるのだと思います。
じゃ、また明日!
【100万人署名活動 発足のきっかけ】
【オンライン署名はこちら】


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jibunoikiru@gmail.com

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