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「理念」と「使命」、何回調べても、未だに解っていません。
「理念」は、あるべき姿。
「使命」は、なすべきこと。
言葉にすればそうなのですが、これに沿って考えようとすれば混乱してしまうのです。
「理念」は、
ものごとがどうあるべきか、自分がどうありたいかという、
根本的な基本となる考えです。
よって、それは企業、もしくは個人が自分で考える事なので、内容が抽象的になります。
しかも、抽象的な内容なので、社員はそれを念頭に置いて各自で考えることになります。
例えば「お客様を笑顔で迎える」と言ったようなものであれば、
その笑顔は個々人のあり方であり、笑顔の迎え方も違ってくると思うのです。
具体的にどういった笑顔の対応をするのかは、各自で判断し、
個々人で対応をしていくことになるのだと思います。
「使命」は、
成し遂げなければならないこと。ということで、それを確実に実行し、
完了させる必要のあるものです。
よって、それは具体的なものになります。
例えば、スポーツチームの監督さんなど「監督の使命は?」と聞かれたら、
「チームを優勝させることです」と答えるように、結果として具体的なものになります。
もしも優勝が出来なかった場合は「使命を果たせなかった」と、
インタビューで答えることになると思います。
これで少しは「理念」と「使命」の違いがわかったような気がしたのですが、
最近はそれらに「Pur pose(パーパス)」という、【目的・決意】といったようなものが
仲間入りしてきたようです。
物事を成し遂げるには「目的」が必要になってくると思います。
何のためにやるのかという、目的です。
例えば、「愛と美の溢れる社会を創造する」と言ったような目的です。
この目的をはっきりさせておかないと、途中で軸がぶれたりしてきます。
何事も「目的は何なのか」とよく聞かれるのは、その為だと思います。
これらを何度も練り直すから「企業理念」とかも、
よく壁に掲げられているのだと思います。
何のためにやるのかという「Pur pose」=「目的」を明確にし、
あるべき姿である「理念」を自分の中に落とし込んで、自分はどうするかを考え、
なすべきことの「使命」を、具体的に実行して行って、目的を達成していく。
これを正しく自分の中に落とし込んで行動に移せば、
必ずや成功へと繋がるのだと思います。
何かを果たすという事は、これの繰り返しで前に進んで行っているのだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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