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「小学生の大人になったらなりたいもの」を
第一生命が2023年3月6日に調査結果を発表しています。
<小学生男子>
1位 会社員                     10.5%
2位 You Tuber/動画投稿者      9.0%
3位 サッカー選手                  7.4%
4位 警察官                     6.5%
5位 ゲームクリエイター             5.9%
6位 野球選手            5.5%
6位 公務員                   5.5%
8位 ITエンジニア/プログラマー  5.3%
9位 医師             4.8%
10位 学者/研究者         3.8% 
最近ではYou Tuberやゲームクリエイターなども入ってきています。
他の資料では「働きたくない」とか「デイトレーダー」とか「パチプロ」とか
ありましたが、それは本当かどうか信じがたいです。
私も一瞬信じてしまいましたが・・・。
私も小学生の頃から「大きくなったら何になりたい?」と聞かれ、
また卒業作文にも書かされたりしました。
その時代はまだ夢として書かされていたし、漠然としたものとして捉えていました。
しかし、現在はプロスポーツ選手が小学校の作文でその頃からオリンピックの選手に
なる!と書いていたせいもあるのか、夢=職業 として親自身が捉えているような
気がします。
夢を持つことは良い事だと思いますし、親や教師が夢を持たせることは良い事だろうと
思って質問されるのだと思います。
しかし、それが高じると 夢=なりたい職業 に固定されてしまい、
夢を持っている子は将来を考えている子、夢を持っていない子は将来の希望のない子。
として、そこですでにレッテルを貼られてしまう気がするのです。
子どもも「何になりたいのか」という事ばかりに目が行き、職業しか考えなくなるのです。
「なりたい職業を決めなければならない」というプレッシャーに追いかけられるのです。
そして、自分に自信がなければ将来への期待が持てなくなり希望も無くなるのです。
「勉強が出来ないから、自分には無理だ」「勉強が出来ないから、これ以上はダメだ」と。
本来は子どもの時は自分の可能性を発揮する時だと思うし、
何かしらの希望を持てる状態の時期であって良いはずです。
AIが出始めると、世の中の仕事、職業は目まぐるしく変わると思います。
小学1年生が15年経って社会に出る事には、15年前にあった職業がAIに変わってしまい、
その頃なかった新しい職業が出て来ているかも知れません。
そうなれば、職業を決めるよりは自分の好きな事やどんな人間になりたいかを考える方が
将来に通じると思います。
AIが発達すればするほど、人間力は求められ、AIでは考えられない興味関心の部分が
必要とされるかも知れません。
親は子どもに職業のアドバイスさえできなくなるかも知れません。
そうなるのなら、子どもの好奇心を伸ばし、子どもの能力に限界を作らないで、
子どもの可能性を最大限に伸ばしてあげるのが、子どもにとって一番大切ではないかと
思います。
私も無意識に「将来何になりたいの?」と聞いていたことがありますが、
これからは「何が面白いの?」「何に興味があるの?」に、
変えていきたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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