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最近、あちこちで聞かれるのが「戦後教育の結果が今の日本である」ということ。
情報や知識を詰め込んで、感じたり考えたり行動したりが出来なくなっています。
よって、頭でっかちになって身体的な喜びがなくなっています。
感情や感覚の訓練が出来ていないのです。
感覚が鈍いカラダは、雑な姿勢や動きとして現れるようです。
反対に年配の方でも若々しい方は姿勢も良く、頭も柔軟性があって素敵です。
芸能人の90歳位の方は、シャキッとして、頭の回転も速く、理想の姿です。
これからの日本は頭だけではなく、
身体を伴う感覚や感情を取り戻す必要があると思います。
教えられてきたこと、言われてきたことをそのまま暗記していた時代から、
なぜそうするのか、という自分の頭のフィルターを通して考える練習も
必要になってくると思います。
学校を出れば会社に入って一生そこで安定的な生活を求めて働く。
という教えられた価値観で、お金のために嫌な会社に毎日行くのではなく、
自分がその仕事をしたいかどうか、自分の感覚で判断する働き方に変わって
来ると思います。
お金の奴隷から自らを開放する時代へとなっていくと思います。
その為には多少の痛みは伴うと思います。
しかし、成長する為には痛みが伴うのが当たりまえ。
小学校・中学校の頃、身長が急に伸びる時期があったと思います。
その時、骨の伸びる痛さを感じた人もいるかと思います。
カラダのあちこちがなぜ痛いのかも分からなかったと思いますが、
それが自分のカラダが成長して、背が伸びる痛さだったのです。
これからの教育や働き方は、西洋的価値観の合理性から、
東洋的価値観の調和性にシフトすると思います。
学校教育の中でも体験型学習を取り入れ始めた所もあります。
子どもだけでなく、戦後教育を受けた世代も親として、祖父母として、
感覚を養う必要があるのではないかと思います。
これからの価値観は、より本質に近付いた価値観になっていくと思います。
それは、「脳と心とカラダ」の三位一体の繋がった自分です。
頭(脳)ではわかっているのだけれど、なかなか行動に移せないのは、
この3つが上手く繋がっていないからです。
私も未だに繋がっていない状態です。
しかし、繋がった時には三位一体の能力が発揮されると思います。
年配の方でも美しいと感じさせる方は、
この三位一体がきっちりと繋がっている方だと思います。
特に女優さんだからかも知れませんが、手の先指の先まで感覚を伴っている
からこそ、その動きは美しいのだと思います。
そしてその源は小さい時からの体験学習なのだと思います。
今更遅いかも知れませんが、
それでもまだ間に合う!と信じて前に進みます。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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