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人間関係には色々あって、時にはストレスの原因となることがあります。
私も昔は自分の中で割り切られない時は、そのストレスにひかかっていました。
今では線引きすることが出来るのですが、その時はなかなか出来なかったのです。
その時は人のことが気になったり、相手の機嫌に振り回されたりしていました。
かなり頻繁に顔を合わせていると、相手の顔色を見たり機嫌をうかがったりして
振りまわされていました。
今、心理学系の人のビデオを見たりすると、その時の状態が客観的にわかります。
私は親の顔色を見て育った訳ではなく、むしろ親が私の顔色を見ていたくらいです。
なのに、職場でも不機嫌な人がいると、どうしたのかなと気になっていたのです。
そして、その機嫌を何とかしようとしていたのです。
機嫌を取って貰った相手はそれを味わうと、
今度は意識的に不機嫌になる時があるのです。
それも感じていましたが、相手に機嫌よく仕事をしてもらうために、
相手に良かれと思うようなことをしていました。
しかし、それをどう受け止めるかは相手次第です。
自分の思うようには受け止めてくれません。
なぜなら相手の機嫌は相手のものだからです。
自分がどうする事も出来ない部分なのです。
なのに、相手の機嫌を何とかしようとしていたのです。
それは、相手に振り回されているようで、実は自分が相手をコントロールしようと
していることのようです。
相手のことが気になるということは、自分から私を支配してくださいと言って
いるようなもので、自分から支配されに行っているようなもの。
そして、相手の反応次第で自分の機嫌も良くなったり悪くなったり。
これの繰り返しのようです。
本来は、相手の機嫌は相手のもので、自分にはどうしようもないことなのです。
その代わり、自分の機嫌は自分で責任を取るべきものなのです。
確かにそういう部分もあったように思います。
それでその状況が正常ではないと思ったので、その場を離れることにしました。
お互いにプラスにならないことがわかったからです。
自分のお節介が、自分と相手の境界線を見失わせていたようです。
その頃に出逢ったのが瞑想でした。
自分と向き合い、自分の内側に目を向ける。
それが出来るようになってくると、相手の状態に振り回されることなく、
無意識的にですが、自分も相手をコントロールしようとは思わなくなりました。
相手の機嫌は相手のもの。無条件に反応しないこと。
と同時に、自分の機嫌は自分のものであるので、
自分は自分の気持ちに集中する。
自分を信用していれば、相手がどう反応うしようが、自分は揺るがないと思います。
相手の機嫌に振り回されることなく、自分の軸をしっかりと持つ。
他人との境界線を確認しながら、人間関係を結ぶのが一番良いかなと思います。
自分をありのままに出せる人間関係は、一番自然体で楽だと思います。
じゃ、また明日!