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今朝TVを見ていたら、ある大物女優さんが話されていました。
その方は大物女優さんなので、お仕事は沢山舞い込んでくるし、
主役も向こうから持ち込まれます。
そんな中、結婚して赤ちゃんが生まれたので少しお休みをし、
また舞台やドラマをやりたいなと思っていた所、たまたま自分がやってみたいと
かねてから思っていたミュージカルの主役をオーディションが目に入ったのです。
それで以前からその役をやってみたいと思っていたので、即、応募されました。
沢山の応募者の中から勝ち残っていって、最終段階で落ちたそうです。
その時「主役は自分が勝ち取りに行くものだ」と初めて思ったそうです。
今までは絶えず舞台・ドラマ・映画など向こうからお仕事が舞い込んでいたのでしょう。
しかし、自分が本当にやりたい役だと思った時、初めてオーディションに応募したとか。
その時も子育てで休業していたので、すぐに出来るかどうか不安だったようです。
しかし、やりたい気持ちの方が強く、自分の可能性を信じて恐れずに応募したようです。
私もそのミュージカルは知っていたので、主役に選ばれた人は若くて実力のある
誰もが認める人でした。
しかし年齢を気にせず、新たな挑戦に失敗しても成功するまで諦めずに取り組む姿は
プロを感じさせられます。
現に今丁度、新しいミュージカルの主役のお稽古中だとか。
人生の主役は自分です。
それぞれの人の人生の主役は、それぞれの人です。
人生は口を開けて待っていても誰も何も入れてはくれません。
たまに人の余りものが入って来るかも知れませんが、
それは口に入れてくれた人のお余り。
決して自分が本当に望んでいるものではないと思います。
自分が本当に望むものであれば、自分自身を信じて失敗を恐れず、
行動するのみだと思います。
行動するから、オーディションに落ちるという経験が出来るし、
自分よりレベルの高い人にも出会えるのです。
人は死ぬまで成長だと思います。
成長し続けて自分という商品の品質を上げていくのだと思います。
りんごが食べたいから、りんごを食べる。
スニーカーを履きたいから、スニーカーを履く。
あの役をやりたいから、オーディションを受ける。
結局、動機は自分がそれを望むからです。
望んでいないものは本当には欲しくないのだと思います。
望むから一歩でも近づこうとするし、近付くためにはどうすれば良いかを
考えることが出来るのです。
自分の人生の主役は自分自身です。
だから、主役は自分自身が勝ち取りに行くしかないのです。
しかも、それを楽しみながら。
じゃ、また明日!