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私達は小さい頃は両親、学校へ行くと先生、大人になると上司から怒られます。
沢山怒られたはずなのに、なんで怒られたか、あまり記憶にありません。
反対に、褒められたことは少ないのに、それは覚えています。
失敗をしたときなど、責められることが多いと思います。
「何でそうなるの! いつも言っているでしょ!」
「何度同じことを言われたら、気が済むんだ!」
やってしまったことは本人が一番わかっています。
よって必要以上に責める必要はないのです。
もしかしたら怒るという事は、自分の思い通りにならないという、
自分の感情の爆発でしかないのかも知れません。
もしかしたらそれは、自分の思い通りになると思っていた、
自分の甘えなのかも知れません。
その先を予測できなかった自分自身に腹を立てているのかも知れません。
よって、結果に対して怒ってみても意味があるのかどうか疑問です。
怒りという感情は自分次第です。腹を立てるのは自分が立てるのです。
相手が腹を立てるのではありません。
それよりも、怒った事実をどう受け止め、どういう感情をもつかは、
自分が決める事です。
「上手に怒る」というのは、自分がどう感じたのか。
どうして欲しかったのか。
次からはどうしてほしいと思っているのか。
などを、相手が理解できるように伝える事だと思います。
今まで私は感情的になることが多かったのです。
しかし、瞑想を始めてからは、感情的にはなりにくく、
受け止め方がおおらかになってきました。
「これでなければならない」というのではなく、
「そういう事もあるのだろうな」と、
相手を受け止めることが出来るようになりました。
今思えば、怒って何かいいことがあったかな?
という事です。
じゃ、また明日!