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ビジネス界では「名刺はナマモノ」とよく言われます。
何かの集まりで多くの人と名刺交換をしたあと、
その名刺をどのように生かすかです。
名刺の数の多さに満足して、そのまま名刺入れに入れたままの人。
解散後すぐさま名刺を整理し、今後お付き合いしたい方とそうでない方に分ける人。
自分のビジネスに繋がりそうな人とそうでない人を整理する人。
頂いた名刺をどのように料理するのかは、その人次第です。
昔ある会合で名刺交換をし、帰りの車中で印象の強かった人と薄かった人を
分けていました。
すると、向こうの席の方でも必死に名刺を分けている人がいました。
よく見ると、同じ会合に出ておられたような方でした。
携帯の無い時代でしたが、印象の強かった人と直ぐ連絡を取り、お友達になりました。
お互い現役を離れましたが、今でも年賀状の交換は続いています。
「ナマモノ」は、すぐに処理をしないと傷んでしまい、役に立たなくなります。
携帯の無い時代は、ハガキに自分の会社名と氏名・住所を書いておき、
名刺交換会が終わると、駅のベンチや喫茶店で、名刺の中からこの人だと思う人に
即、送っている人もいました。
そう云った行動が人と人のご縁となり、ビジネスや人生に活かされて行くのだと思います。
名刺に限らず、知り得た情報を直ぐに行なうことが出来るかどうかだと思います。
新聞の切り抜きであったり、本であったり、ビデオであったりと、
自分が良いなと思ったら、即、行動に移すことが自分のチャンスに繋がります。
決断というものは常にスピードが大切です。
会合の後、すぐにハガキが届いたり、今だったらメールが届くと、それだけで
親密感が出来たり、印象付けたりすることが出来ます。
明日ハガキを出せばいいわ!と思っているうちに、チャンスを失ってしまいます。
ビジネスでの格言に「チャンスの神様には前髪しかない」というのがあります。
この格言はギリシャ神話から来ているようで、幸運の女神とされた神は、
本来、男神であったようで、前髪は長いけれど後頭部が禿げた美少年として
語り継がれているようです。
よって、一瞬のためらいもなくチャンスの神様を掴もうとした人は
前髪を掴むことが出来るが、躊躇した人は、今度は掴もうとしても後ろ髪がないので
掴めないのです。
思ったら即、行動でないと、折角のチャンスを逃がしてしまうという事でしょうね。
いずれにせよ、すべてはナマモノなので、何か感じたら即行動!という事で、
色々な面のチャンスを逃がさないようにしようと、思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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