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NHKスペシャルで「南海トラフ巨大地震」のドラマがありました。
阪神淡路大震災の直後から「30年以内にまた巨大地震が来る」と言われて
すでに28年が経ちました。
「30年以内」という言葉が独り歩きして、これから「30年以内」と
思われている方も多いようですが、これからは後2年以内です。
最近やたらと南海トラフのことを取り上げたり、津波の見直しや被害の見直しが
報じられていますが、国民に不安を与えないよう今まで公にしなかった分、
反対に注意喚起されているように感じています。
私も最近地盤が少し緩んできているように感じています。
阪神淡路大震災後は家の前に大きなトラックが通ると、地震が来たのかと思うほど、
家が揺れていました。
数年後それも治まって来て、地盤が固まってきたのだなと思っていましたが、
先週位から、ほとんど感じない程度ですが地盤が緩んできているように思います。
5年前の2018年朝のラジオ体操をしている時に、あまり飛ぶ動作はないのに、
膝を屈伸した動きの時に家具がその都度音を立てて微妙に揺れているのを感じていました。
何か不気味な感じをしていたのですが、その後TVを付けると大阪府北部を震源地とする
地震が7時58分にありました。M6.1でかなり大きな揺れです。
ニュースを見た時は「やっぱりなー」と思いました。
よって、最近の微妙な振動は巨大地震の前触れでないことを願うばかりです。
さて、NHKのドラマの方ですが、南海トラフ巨大地震の半割れという形で地震が発生し、
想定震源域の半分ほどのエリアがズレ動き、M8クラスの巨大地震が起きる想定でした。
毎回そうですが、道路が寸断されれば救援物資が届きません。
あちこちで避難者が孤立することは目に見えていると思います。
ドラマの中で私が受け取ったのは、避難場所でいつまで待っていても国からの救援は
なかなか届かないという事です。
「いつか誰かが何とかしてくれる」という気持ちで待っていても埒があかないという事です。
自分達が生き残るためには「自分たちで何とかするしかない」という事です。
道路が遮断され鉄道も動けなくなると物資が運べなくなるのです。
そんな中で「誰かが何とかしてくれる」と思っているだけでは絶望しかありません。
しかも南海トラフ巨大地震の後は関連して東海地震も起こる可能性大です。
そうなると東海地方の人も今度は自分達の所に巨大地震が迫っているので、
助けに行くどころではなくなってしまいます。
よって、人々はますます耐えきれなくなり、踏ん張れなくなって関連死に至る
可能性があるのです。
今はドラマのこととして、現実を見たくないかも知れませんが、
巨大地震は確実に迫ってきていると思います。
先日も、そして3月4日15:41分にも、南太平洋のケルマデック諸島でM6.9の
地震がありました。
感覚的ですが巨大地震は日本・トルコ・南太平洋と地球の地下でうごめいているような
気がします。
「誰かが何とかしてくれる」のではなく、「自分達で何とかするしかない」のです。
各地で起こっている1つ1つの事も「自分事として捉える」必要があると思います。
そして「今、出来ることをやるしかない」のです。
家族や恋人や友人など、自分の大切な人は後悔が無いように接しておきたいと思います。
じゃ、また明日!