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パラレルワールドという言葉があります。
「並行世界」と言って、今いる世界とは別に、同時に存在している世界の事です。
人それぞれ同じ世界に生きているように見えて、同じ世界に生きていないようです。
それはどういう事かというと、それぞれが自分の世界(パラレルワールド)を
持っているという事です。
同じ現実世界を生きているのですが、それをどうやって感じるかによって、
全然違う現実になってしまうのです。
同じ現実を「自分はどう感じるか」によって、それぞれが全然違う世界にも
なり得るのです。
自分は自分の視点からでしか物事を見ることが出来ません。
コップ半分の水は事実・現実です。
それを見て「あと半分しかない」と思うのか、「まだ半分残っている」と思うのか。
その事実を「どう見るか」によって、見える世界が違ってくるのです。
自分の感覚で感じたものが、自分の世界にとっては全て現実になるという事です。
それは一人1人が違う並行世界(パラレルワールド)で生きているという事にもなります。
それぞれの世界が同時に存在していて、同じような世界で生きているけれど、
みんな少しづつ感じている世界が違う。
だから、自分は自分でしか生きられないのだと思います。
その自分の世界では「自分自身が主人公」であり、その自分の世界の視点からでしか
物事を見る事が出来ないのだと思います。
同じ絵を見ても、違ったように見えたり、同じ音を聞いても聞こえる音が違うのです。
例えばピカソや岡本太郎さんの絵を見て「素晴らしい!」と感じる人と、
「あの絵は理解できない」というように。
また、同じヒューという音を聞いても、「心が鎮まる音だ」と感じる人もいれば、
「お化けが出そう」と感じる人もいます。
結局、私たちは同じ世界で生きているように見えて、一人1人全く違う現実を
生きているという事です。
という事は、私たちは自分以外の世界を知ると、今まで知らなかったことを知って、
自分の世界の幅が出るという事にもなります。
よって知らなかった自分に気付くことは、
それだけ自分の可能性が拡がるという事だと思います。
昨日迄の見えていた世界を少し視点を変えて見れば、どのような世界が見えてくるのか、
楽しみが増えたような気がします。
じゃ、また明日!