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子ども、特に小さな子は何事にも夢中になります。
3歳くらいの時に電車の名前や駅名をすべて覚えて「ウチの子は天才だ!」と
思った親御さんも多いかと思います。
しかし、天才だと思った我が子も年齢が上がるにつれて、
ただの子どもになっていくケースがほとんどです。
なぜなら、躾の中に善悪や、制限など親御さんや周りの声が入ってくるからです。
今まで何もわからず、何も考えずに行動していました。
ただ面白いからという理由でやりたい事をやって夢中になっていました。
ただ、やりたいことを熱中してやっているだけ。
そこには努力や「頑張ってやらなければならない」という概念が無いからです。
それが大きくなるに従って、既成概念や世間の常識や目に見えない束縛に
囚われてしまうのです。
そして「○○しなければならない」とか「○○するのが常識だ」などと
自分の思い込みによって、自分を制限していくのです。
小さい時の心のままだと、ものごとをあるがままに見るし、感じるままに感じて
動きたいように行動しているのです。
子どもには「幻想の想念」はありません。
あるのは大人だけです。
自分の外側を見るあまり、いつしか自分を制限し、自分らしさを見失い、
「自分には能力がない」「自分にはできない」と、自信を失っていくのです。
そして何事に対しても、後ずさりばかりしてしまうのです。
本来、子どもの頃に夢中になってやっていた自分は、自分の中に残ったままです。
「自分には無限の可能性がある」というのを、忘れてしまっているだけなのです。
自分の外側から刷り込まれた、根拠のない想像や心の中に浮かんだ考えによって、
「自分には無限の可能性がある」という事を忘れてしまったのです。
よって、「自分は忘れてしまっていた」という事に気付く必要があるのです。
子どもの頃に何も考えずにやりたい事をやれていた自分を思い出すのです。
自分には思い通りに人生を変える力があったはずだと、思い出すのです。
人は「夜」のあとには「朝」が来るというのを誰もが知っています。
知っているから夜、眠ることが出来るのです。
夜明けが来るかどうかわからなければ、怖くてゆっくり眠ることもできません。
「明日の朝は来るのだろうか」と一晩中考えている人はいないはずです。
夜明けは無条件にやってくるのです。
「自分にはできるかどうか」や「自分には無理」という想念を手放して、
「やればできる」という自分の可能性を信じて、
自分の心に正直に生きて行く必要があると思います。
折角純粋な心で生まれて来た自分なのに、
想念の鎧を被って自分で身動きが取れないようにしているのは、
勿体ない話です。
自分の人生、「自分を生きてこそ」自分自身なのだと思います。
じゃ、また明日!