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「自分にはできない」と思う事って多々あります。
しかし、それは正確には「今、自分にはできない」という事だと思います。
現状維持ならわかっている状態なので楽ですが、新し事に挑戦するのは、
どういう状態なのかわからないから不安になり、ためらってしまうのです。
それはやったことが無いから分からないだけであって、「不可能」ではないのです。
自分から「できない」と決めつけてしまうのは、自分の可能性を潰す事になり、
勿体ない話です。
夕方のTVで、ある小学生が友達2人はバク転が出来るのに自分には出来ないので、
出来るようになりたいと、TVのお助けコーナーに申し込んでいました。
それでバク転指導の先生の所に行き、コツを教えて貰いました。
すると、4時間で出来るようになり、その2人の友達にバク転を披露しました。
おまけにその2人が出来ない横回りも披露して、友達を驚かせていました。
この子の場合は「できるようになりたい!」という想いが強かったので、
特訓にも拘わらずどんどんクリアして行ったのです。
「やったことがない」のと「できない」は別なのです。
それを一緒にしてしまって、やったことがないのに「できない」と決めつけるのです。
私たちは失敗を恐れます。
失敗を恐れるから、新しい事に不安を感じて進めなくなるのです。
それは、失敗はしてはいけないこと、という思い込みがあるからだと思います。
しかし、失敗というものは経験であり、その経験から1つ1つ学んで行くのです。
そして学んだことを次につなげていくものだと思います。
失敗はしない方が良いかも知れませんが、失敗は経験であり、体感であるので、
自分を成長さすためにはどんどんした方が良いと思います。
私は「不安は妄想である」と思うようになってから、自分の妄想で自分の可能性の
芽を摘んでいたのだと分かると、ためらうことが少なくなりました。
やってみて出来ない時は「やっぱり今はまだできないのだ」と確認できるし、
出来た時は「できないと思っていたけど、できた!」で自信が付くのです。
「やったことがない」のであれば、やってみて出来るかどうか確認すれば良いし、
やてみるからこそ「できない」というのがはっきりわかるのです。
そして、その「できない」も、「今はできない」のであって永遠にできないことは
ないのです。
何事もやっていけばできるようになるし、できるようになる中で、色々感じる事も
出てくると思います。
その繰り返しの中で自分の世界が拡がっていくのだと思います。
これからの教育は体験型だと言われるのも、その所以だと思います。
じゃ、また明日!