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近年、自我が強い人が増えてきたように思います。
自分の事を棚に上げて言うのもおかしいかも知れませんが、自我が強かった私が
言うのですから、間違いないと思います。
政治にしろ何にしろ、目の前にある事だけに対処しようとして、肝心な全体を見て
判断する人が数少なくなりました。
小さい頃から生活の中にあったのが「恩返し」
何かその人から恩を受けたら、その人にお返しする。
それが近年、「恩返し」がお世話になった人に返すのではなく別の人、次世代の人に
お返しする「恩送り」という形になってきました。
これも個人から個人へのお返しです。
今日、ある方のメルマガで「後世への貢献」「次世代への貢献」という言葉を
使われていました。
私たちが今、暮らせているのも、前世の人々からの贈り物でもあるのです。
山にしろ海にしろ、木々が無くならないように、地盤が緩まないように
木を植える。
汚染された川や海を何年もかけて元の綺麗な水に変えていく。
こういうのも、次世代にまたぐ「恩送り」だと思います。
そういう風に考えれば、自分達よりもっと暮らしやすい、喜びのある生活を残すのが
後世に残す「未来への道」でもあると思います。
人間が恩恵を受けている自然界はもとより、目に見えない幸せな生活。
例えば、
いじめの無い学校、いじめがあっても教師が寄り添ってくれる学校、
隠ぺいの無い世界。
昔では考えられなかったレベルの世界をなくしていくのも、
我々大人の務めだと思います。
子どもに限らず大人でも、「幸せだ」という毎日が過ごせるよう、そういう社会を
作って更生に遺すのも、「恩送り」の1つだと思います。
考えてみれば、戦後の復興期に育った我々は、今の子ども達より心が裕福だったかも
知れません。
着ているものや生活は今の方が裕福に見えますが、のびのびと育っていた子ども達を
思い出すと、今の子ども達が如何に周りに気を使いながら生きているのか。
また、先生方の姿勢も全く変わってきましたので、問題解決は程遠いです。
程遠いというより、隠蔽術を使う先生が増えてきました。
これらもすべて日本の元氣を奪っているのだと思います。
些細な事でも良いから更生に残る何かをして後世に繋ぎたいと思います。
じゃ、また明日!