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PRESIDENT Onlineの記事で、この「人間関係リセット症候群」という言葉を知りました。
ある日突然、SNSから消えて音信不通になる「人間関係リセット症候群」
「周囲からはキッカケもわからず突然消えてしまうこともある」とか。
SNSのアカウント削除、LINEの友達削除、連絡先消去などをするため、
まったく連絡が取れない状態となるのです。
私も何人かは、急に連絡が取れなくなり、FBもメールボタンの設定がないし、
それで人間関係が終わってしまっている人がいます。
アナログ時代の私など、なんで急に? 何かあったの? どうしたの? と、
気にはなるのですが、すべてが消去になっているので、どうしようもありません。
「人間関係リセット症候群」の人は、追い詰められていっぱいいっぱいになった結果
だそうで、「疲れたから色々と悩むくらいなら、もうSNSは使わなくてもいいか」
と思ったようです。
アナログ時代なら、多分一度にスカッと切ってしまうことが出来ず、この人とはまだ
繋がっていたいとか、後ろ髪を引かれる時もあります。
しかし一度にすべての人を切れるという事は、やはり出逢いがネットで知り合った
ということもあり、繋がるか切れるかの二者択一での処理になります。
よって、温存しておくという、曖昧な関係を保っておくという事が考えられなく
なってきているのだと思います。
また、ブロックされたり、友達関係を切られたりするのは大きなストレスになるので、
切られるくらいなら自分で切りたいという、人間関係をコントロールする側に
なりたいという意識が働いた結果、このような行動に出ているようです。
快適な人間関係が保て、自分だけはいつも傷付かないで済む。ということだと
思いますが、周囲から見ると、自分勝手に周囲を振り回す人、とも見えるようです。
アナログ時代の人間関係なら、自然消滅というのがありました。
私も年賀状のやり取りだけで自然消滅になった方もおられます。
それはそれでお互い納得のいくものでした。
しかし、SNSでは積極的に関係性を切らない限り、人間関係は切ることができない
ようで、それはそれで大変だと思います。
SNSは一度に沢山の友達が出来るので、量の友達にならざるを得ないかも知れませんが、
少なくても、否、人数が少ないからこそ、去り際も丁寧に去った方が、
お互いしこりが残らなくて良いのではないかと思います。
諦めかけていた人間関係も話せば誤解も解け、より大切な人となる可能性も、
十分にあると思います。
量より質の人間関係の方が、心温まると思います。
じゃ、また明日!