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私たちは行動に移せない時によく言われるのが、
「本当にやりたいと思っていないからだ」とか「そう感じないから動けないのだ」
と言われます。
この「思考」「感情」「行動」は互いに影響を与え合っています。
この3つは誰もが持っているはずのものなのに、
その能力を十分に発揮できていないのです。
なぜなら、思考=価値観 は周りの影響により作られるので、
本当の自分の感情と一致しなければ、なかなか行動と結び付きにくいのです。
よく「頭ではわかっているのに、行動出来ない」という事があります。
私など特にその傾向が強いのですが、その時の頭=思考 に感情が付いて
行っていないのです。
原動力となるのは自分の感情です。
「どうしてもこれがやりたい」と思った時は、「どうすれば実現できるか」を
自分で考えるはずです。
反対にあまりやりたくない時は、「どうすればやらなくてよいか」と、
やらない理由や、やれない言い訳を考えます。
やらない理由、やれない言い訳を考える時が「本当にやりたいと思っていない時だ」
と、言われる時なのです。
価値観には、過去の「経験」から味わった「感情」が結びついています。
よって、自分の価値観は、過去の記憶が集まった結果でもあります。
しかるに、過去の成功体験にしがみつき、新しい未知の予測ができないことには
不安や恐れという感情が出てきてしまい、未知の事には踏み込めないのです。
その不安や恐れを払拭する為には現状に満足したり、
現状維持の安全策を取るのではなく、新しい価値観、新しい自分の思考で
考える必要があります。
その為には、自分の考え方を振り返り、その時代やその環境にあった新しい考え方に
なているかどうか「価値観のアップデート」をする必要が出てくるのです。
普通、自分を変える為には行動を変えようとします。
或いは「行動を変えないと変われない」と言われます。
その行動の裏には感情がある事を忘れてはいけないのです。
行動を起こすだけのエネルギーとなる感情が自分の中から湧いて来るかどうか。
それが行動の源となるのだと思います。
じゃ、また明日!