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我々は悩みや問題を解決する時、自分でこれが問題だと思って考えます。
しかし、それが本当の問題ではない時もあります。
本当の問題は自分の内側にあるにも拘わらず、それに気付かず、
表に現れた外側の問題にしか目が向いていないのです。
外側の問題を問題だと思ってその対処をしても、なかなか問題は解決せず、
同じ事を繰り返すという事になってしまいます。
よって、自分の問題だと思っている事の「何が問題なのか」という事を
知る必要があるのです。
人から何か言われたから、それが問題なのか。
そして、人の言った通りに自分はやりたいのか。
或いは、人から批判されたから止めておくのか、
人から非難されても、人目を気にせずその問題を解決していきたいのか。
この部分を自分の内側に問うてみる必要があると思います。
よって「その問題って、本当に問題ですか?」という事になるのです。
そして、自分がその問題を解決したいなら、
「なぜその問題を解決したいのか」を考える必要があると思います。
問題解決に於いては、「問題を正しく認識する」ことだと思います。
そこで正しく認識できなければ、その問題の捉え方や、価値観に問題があって、
「自分が問題だと思うこと」が問題になってしまうのです。
例えば野球選手のバットの振り方に問題があるとします。
そのバットの振り方を改善するのに、ゴルフのスイングを練習するのと同じです。
棒を持って振るのは同じかも知れませんが、カラダの使い方が全然違います。
やはり、野球が上手くなりたいならバットを持って練習しないと、
いつまで経っても問題は解決しません。
問題の捉え方が違うと、問題の解決の仕方が違ってくるのです。
本当の問題は何かに気付くことが、問題解決の糸口になると思います。
悩みに限らず、物事は根本的に捉えないと解決は出来ないのです。
そう思うと、今まで如何に「問題を表面的にしか捉えていなかったのか」
はたまた「自分は何を解決したかったのか」がわからずに、
問題を解決しようとしていたと思います。
そして、いつもいつもあの言葉が浮かんできます。
「答えは自分の中にある」と。
じゃ、また明日!