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「大人買い」と、言われるようになって久しいのですが、
大人になってお給料を貰えるようになると、無償に子どもの頃の駄菓子やお人形、
フィギュアなどを沢山買う人がいます。
これはきっと、子どもの頃に欲しかったけれど、買えなかったりして我慢していた
ものが爆発したと言っても良いでしょう。
それは何も悪い事ではなく、そうしたければ何も躊躇せずにすれば良い事なのです。
きっと子どもの頃に置き忘れてきたり、抑圧されて我慢していた自分の
欲求だと思います。
子どもの頃にやりたかった事、やって欲しかった事を、大人になった自分が
今叶えてあげることは、大人になった自分にも良い結果を生む可能性があります。
人は誰でも自分の中に子供の頃の自分が存在しています。
よって、大人になった自分が子どもの頃の自分に寄り添って、対話して
一緒に遊んだり、やりたかったこと、やってもらいたかったことをする時間を
作ることは、非常に大切だと思います。
最近では、好きだったマンガ本を何万、何十万円と出して買う人もいますが、
これも子どもの時の自分に付き合っているのだと思います。
そんな中で、子どもの時に感じなかった部分を、大人の自分が読み直す事により、
また違った感動を得られているのかも知れません。
或いは、その時気付かなかった新たな発見をしているかも知れません。
人は何処を切っても金太郎あめです。
子どもの頃の自分が変化・成長し、今の自分になっているので、その頃の自分とは
切っても切れない縁なのです。
よってその頃のイヤな思いは大人になっても引きずっている可能性があるので、
子どもの頃に大人が向きあう必要があると思います。
或いは、大人が子どもを守る必要があると思うのです。
大人になってから何かをやろうとした時、必ずと言っていいほど邪魔をする人がいます。
きっと人の事が気になって仕方がないのでしょう。
人を批判する事によってしか自分を保つことが出来ないという構図は、
イジメの構図と全く同じだと思います。
何か満たされないものが、その人の中で渦巻いているのだと思います。
最近「カピバラチャンネル」というのを知りました。
加藤秀視さんの最近のインタビューがありました。
加藤秀視さんは自分が子どもの頃に守って貰えなかったから、
今、子ども達を守ることを誰よりも必死でやっているのだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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