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コロナのお陰で、みんな変化に適応しなければならないことが体得出来たと思います。
人は常に何かを体験しながら生きていますが、心に響いた体験は心に残るので、
何かしらの価値観やモノの見方につながってきます。
人はそれぞれ同じものを見ても、気になるところが違います。
犬を見ても、昔犬にかまれた経験をしている場合は、犬は怖くて危険!と思うし、
小さい時から犬を飼っている人は、可愛いと思います。
それを端から対立した考えだと思わずに、「どうしてその人はそう思うのか?」
と確かめれば、小さい時に噛まれた経験があるから、怖いと思うのだなと、
相手の事がわかるのです。
価値観のアップデートで一番の障害は自分の「感情」であり
「恐れや悲しみ」です。
それが「このままでもいいのだ」という現状維持の結論に持っていくのです。
そうではなく、自分と違う価値観だから自分の境界線を越えてその世界に
入って知ってみよう!
という、カタチを取れば、こういう事だったのだと、新しい価値観が自分のものに
なっていくと思います。
物事を判断する場合は自分の価値観で判断しますが、自分の経験に基づく評価判断を
一次保留して、自分以外の人の意見とその背景にある経験、価値観、感情を
聞き取る事で、相手の真意を理解する必要があると思います。
先程の例でいうと、犬にかまれた経験があるから怖がるのだなと、
理解する事が出来ます。
人は「自分が見たいようにしか見ない」と言われるように、その人の過去の経験や
ものの見方が価値観になっています。
よって、価値観のアップデートの為にはそういう自分の価値観を一時、
保留する必要があると思います。
じゃ、また明日!