最近、テレビはほとんど見なくなりました。
なぜなら面白い番組が無いからです。
以前は何曜日の何時からはこの番組と、その番組を見るのを楽しみにしていたのですが、
今は見たいと思う番組が無いのです。
正月番組も以前なら各番組とも長時間3日連続で時代劇のお正月特別番組がありました。
が、今は予算がないので全くありません。
歴史などはそういう番組で興味を持ったものです。
面白くなくなった理由は色々あると思います。
規制が強くなったので自由に作れない。
芸人やタレント自体がつまらない。
番組宣伝や忖度の演出ばかりになっている。
「やらせ」があるので面白くない。
文化的なものが無くなった。etc
よって、自由に作れたり忖度など要らないYoutubeの方が面白くなるのです。
もう1つ、昨年テレビ関係の方の座談会風講演を聞いた時、
仕事のやり方にも問題があるようでした。
以前は自分の会社で計画段階からすべて自社で作っていました。
しかし、経費削減でどんどん下請けに回すようになってからは、
一貫した責任が無くなった。と、言われていました。
製作は製作の下請け会社に出し、編集は編集の下請け会社に出す。
其々の会社はその言われた事だけをするので、全体を知らない。
そして上がって来たものを会社側は見ることなくそのまま使う。
よって一貫性のないものが出来ても当たり前との事。
私が一番感じるのは、こういう番組を作りたいという想いや熱意が、
どの段階にも無いということ。
これらは、ただの事務処理をつなぎ合わせているように思いました。
自分が作れば作品は可愛いので、何度もチェックして見たり、
こうした方が面白いと思えば、何回もその部分を作り直していたと思うのです。
だから何か惹きつけられるものや、
番組が訴えたかったことが伝わってきたように思います。
これはテレビ番組だけに限らず、どの仕事にも通じると思います。
会社や個人が何を世間に伝えたいのか。
その想いが強い方が面白いのだと思います。
そう思えばテレビに限らず、仕事でも生き方・あり方でも、
想いが強い方が人を惹きつけるのだと思います。
じゃ、また明日!