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加藤秀視さんのYoutube「小学生集団いじめ」の続編が公開されました。
今回は非常に珍しく、いじめた側の子ども達と、お母さん方の本音です。
いじめ加害者側のお母さんたちがなぜインタビューに答えたのか。
なぜ、問題を隠さずに名乗り出て心中を告白したのか、非常に興味がありました。
なぜなら、今迄イジメた側の話はほとんど聞けないからです。
お母さん方が共通して言われるのは、
自分達はいじめた側です。
なのに、いじめられている自分の娘の状況もわかっているのに、
いじめた側の自分の子どもにも寄り添ってくれていた。
そして自分達母親にも電話をかけてきてくれたりして寄り添ってくれていた。
被害者のお母さんは「子ども達を変えよう」「本当に楽しく過ごせるクラスにしたい」
という思いが加害者のお母さんたちを動かしたのだと思います。
そして、加害者のお母さんたちが口々に言われるのは、
「子どもに向き合っていたつもりが、本当には向き合っていなかった」という気付きです。
この気付きが問題解決に向けて動き出し、親としての責任を取ろうとしたのだと思います。
加害児童は皆、やっている時は解らなかったが、今は悪い事をした。と反省しています。
なぜいじめてしまったかという動機に対しては、
・その子の事が好きだったから独り占めしたかった。
・服や持っているものが羨ましかった。
・その子のお友達と一緒に遊びたいと思ったから。
その子が学校に来なければ、そのお友達と遊べると思った。
・友達を作るのが苦手だから、いじめをして繋がりが出来たからいじめてしまった。
・クラスメイトにいじめをしようと誘われ、断ったら自分がいじめの標的になると思ったから。
彼女たちは、自分たちがいじめた子どもたちに謝って、
その子供たちが元気になって学校に来れるようにしたい。と、願っています。
このように子ども達にはそれぞれの動機があります。
その動機に親が早く気付き、親が向き合う必要があると思います。
今回の加害者・被害者の親子の皆さんは、ある意味良い経験をされたと思います。
この経験が今後、それぞれの人格形成に良い影響を与えると思いました。
親は「しつけたつもり」「叱ったつもり」でいます。
しかし、本当に向き合えてはいなかったのです。
子どもに向き合うという事は自分自身が試されている事でもあります。
試されているからこそ、しっかりと本気で子どもと向き合う必要があるのです。
【初告白】加害者の本音を公開します
じゃ、また明日!