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専門家と言っても、何種類かあります。
プロフェッショナル=専門家
プロフェッショナルは「それが仕事である」ということです。
そのプロフェッショナルとしてのラベルが「専門職」として社会的に認知されており、仕事になっている所が大きな特徴です。
そのプロとしての要件を満たすためのラベルが明確で、そのラベルを背負っている人間は社会と契約を結んでいるということなので、社会に対して責任を負っているということになります。
よって、それだけで義務が発生するのです。
プロフェッショナルは「まず枠組みありきで、それに自分を合わせるべく能力獲得する」ということです。
スペシャリスト=専門家
「この領域の事についてはあの人が良く知っている。もしくは技能があるからあの人に頼むといいよ」という位置づけにいる存在です。
よって、スペシャリストに手伝って欲しい依頼者が存在します。
そして、スペシャリストになる為の要件を満たすよう、自分を磨く努力をし、知識と技能を得ていきます。
そこには「この人は特定領域の事について依頼出来そうだ」というある程度共通の基準が存在します。
「この人は専門家である」という認識と「自分は専門家として認識されている」という認識があれば、専門的事項に関する依頼をする側と応召する側との関係は成立します。
すなわち「スペシャリスト」の認証は、クライアント集団が個人に与える場合と、自分が自ら名乗る場合とがあるということです。
エキスパート=熟達者
ある特定の領域において、高度な知識を有しており、更に技能を持っている人間です。
しかし、それは自己完結しており、その人個人のパフォーマンスがある一定以上あるのであれば、誰の役に立たなくても、その人はエキスパートです。
しばしエキスパートは職業専門家よりも、より高い知識を有していたりします。
それは、その個人がその特定領域に対する情熱と、訓練を行った結果においてです。
それはあくまで個人の能力であり、その能力が誰かに取って必要であるかとの条件は必要ありません。
以上、調べてみないと区別はわからないものですね。
自分が何かをやる時、ただ何となくやるのではなく、以上のような目的を持ってやりたいものです。
じゃ、また!