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先日”X JYAPAN”のYOSHIKIさんのドキュメンタリーを見ました。
「WE ARE X」というドキュメンタリー映画も知りませんでした。
それは2017年頃の撮影のようですが、先日見たTVのドキュメンタリーと
重なる部分がありました。
X JAPANのファンの方には申し訳ないのですが、雑誌の見出しくらいの情報しか
私は知りませんでした。
ただ、歌も好きですしYOSHIKIさんのピアノも好きです。
知っていたのはYOSHIKIさんの幼少期に大好きだったお父様が亡くなり、
メンバーのToshiさんの洗脳騒動を発端にバンドの解散。
その5か月後にギタリストのHIDEさんの死。
初期メンバーのTAIJIさんの死。
と、色々な事がありました。
YOSHIKIさんは、自分が愛する人がどんどん自分から去っていく。
その悲しみが心の傷として、ずっと過去を振り返ることが出来なかったのです。
そこで気付いたのが「X JAPAN」のストーリーは
心に傷を負った人を救うことができるのではないか。
苦しみ、悲しみは乗り越えずに「共存」していくものだと。
自分の語りたくない事と向き合うことで、それを乗り越えられるんじゃないかと
思うように変化して行きました。
最終的には、精神的にも裸になったけれど、心の傷は一生消えない。
でも、「WE ARE X」の映画で「共存していく何か」を見つけられたような気がします。
と当時のインタビューで語っています。
先日のドキュメンタリーもコロナがあったので3年かかっていたようですが、
最初はなかなか近寄りがたい感じでした。
しかし、段々と撮影場面を許可されていました。
YOSHIKIさんの自信の捉え方は、
「ヒトは、みんな不安と自信の境界線を行ったり来たりしていると思います。
そんな中0.01%でも、自信側にもっていければ、それはもう自信につながる。
努力はしていますね。
日々やっていることの積み重ねは自信につながっていると思います」
TVの中でも、コンサートの前日夜中まで練習を続け、睡眠時間が無くなるからと1時間残して
練習を切り上げていました。
自分が納得のいく音が出るまで練習の連続でした。
結果、当日は良い演奏が出来たようです。
周りのスタッフが、いつでも練習。練習。練習をしていると。
だから「努力する事は楽しい」と言えるし「その進歩を人間は楽しむべきなんだ」と。
YOSHIKIさんらしいなと思ったのが、
「僕はいつも全身全霊で飛び込むようにしています。
失敗って、自分が決めるまでは失敗じゃないんです」
「いつどんなタイミングでも、僕が戦っている相手は自分自身です。
不安を抱いている自分を倒していきたいですね」
この人の苦しみ・悲しみは乗り越えずに「共存」していくことのようです。
もっともっとYOSHIKIさんを知りたくなりました。
じゃ、また明日!