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人は自分が出来ないと思う事は沢山あります。
「これは苦手だ」「これはやりたくない」「これは出来ない」「これは逃げたい」など。
これらは自分の思い込みによって作れらていると思います。
たまたまその時失敗した事。
たまたまその時出来なかった事。
などが「自分はこんなものだと」自分で勝手に思い込んで、
自分勝手に自滅していくのです。
そして、その過去の思い込みを引きずったまま、
自分は何が出来て、何が出来ないかを決めつけています。
その決めつけは、自分の能力とは関係なしに、自分が勝手に思い込んだものです。
よって、その出来る出来ないの基準自体が自分の思い込みから来ているので、
正しいとは限りません。
「できる」「できない」は関係なく、それよりも大切な事は、
「自分はこうなりたい」「自分はこう在りたい」という、自分の意志が大切なのです。
それが決まれば、その目標に向かってやり続けるだけです。
それらをやり続ける為には、先ず自分自身を知るという事が必要になってくるのです。
私も自分では「できない」「やりたくない」のオンパレードでした。
しかし、それでは前に進まないので、過去に比べて現在はどの位苦手なのか、
知りたくなりました。
そして、あれだけ苦手で出来ないと思っていたことに挑戦してみる事にしました。
何十年、苦手だと逃げ回っていたことが、今回、何の抵抗もなくできたのです。
自分でも不思議でした。
ここで「できない」自分から、「やってみたらできた」自分に変わったのです。
この違いは何なのかと考えたら「できない」と思っていた時は
「自分のために」やろうとしていた時です。
自我の範囲内で処理しようとしていたからです。
しかし今回、自分のためではあるけれど「自分+誰かのため」という自我から一歩出た
目的のために、挑戦しようと思ったのです。
すると、自分ではとてもじゃないけれど「できない」と思っていたことが、
「できた」のです。
過去の恐怖によって「自分はできない」と思い込んでいたことは、
それは自分の能力とは関係ないこと。
自分の能力と関係あることは「自分はこれをやりたい」という、自分の意志や意識が
あるかないかなのです。
これをヴェーダ瞑想で言うと「純粋意識」というのですが、
「純粋意識」から出た行動かどうかが、結果を変えるのだと思います。
じゃ、また明日!