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「自分の人生の目的は何か」というのは、よく問われます。
そしてそれがなかなか見つからないのです。
何故見つけようとするのか?
それは自分の人生のゴールであり、自分の人生そのものになるからだと思います。
しかし、見つけようとしてもなかなか見つからず、見つかったと思っても
それで幸せかというと、満足できない時があります。
私は運動神経が鈍く、小さい頃から運動は苦手でした。
通知簿の体操もいつも低いレベルでした。
そんな私が大人になり、自律神経失調症を何とか治したいと思った時に、
運動=スポーツが効果的だとわかったのです。
それからというものは自律神経に良いと言われる運動をしていきました。
大嫌いだった水泳、太極拳、ヨガ、スポーツジムの各プログラムetc。
少しづつ良くなって行くうちに、今では自分でストレッチを1時間以上と
瞑想をしています。
カラダを動かしていると、すべてカラダが教えてくれるのです。
よって、今では毎日カラダの言うとおり、やりたい動きをしているだけです。
それだけで、骨が矯正されてポコポコ音が鳴ったりします。
その時の悪い部分は、いつもより長く伸ばしたくなるし、一定以上悪くなれば、
逆にブレーキが掛かります。
よって、何も考えずにカラダのいうがままにしているだけです。
カラダの事はよくわかるのに、心の事はなかなかわかりません。
それは「人生の目的は何か」と構えすぎているのかも知れません。
カラダが私のカラダを見つけてくれるように、自分の目的も
「目的が自分を見つけてくれる」のかも知れないなと思いました。
力を入れているから見つからないのであって、頭で考えようとはせずに、
「今、この瞬間にやりたいことは何なのか」
「今、この瞬間にやるべきことは何なのか」
に、意識を向けようと思いました。
目的と言ったら大きなことを考えてしまいます。
ちっぽけな事だと人生の目的にはならないように思ってしまいます。
しかし、それも自分の思い込みであり、捉われた自分自身の固定概念かも知れません。
そう思うと「そんなに難しく考えなくてもいいよ!」という自分が出てきました。
どんな些細な事でも「今、この瞬間に自分にとってやる意味のあることは何か?」
という事で行動に移すことが出来たら、その積み重ねが自分の目的と繋がり、
結果、目的が自分を見つけてくれるような気がしてきました。
何も考えなくてもカラダが自分に教えてくれたように、
人生の目的も些細な事の積み重ね。
その時々の自分にとっての意味ある事の積み重ね。
それが、自分を通して実現される自分の人生ではないかと思うようになってきました。
ブルース・リーの「考えるな!感じろ!」というのが、ふと頭をよぎりました。
些細な事でも自分にとっては意味のあること。
それを感じて行動していきたいと思います。
じゃ、また明日!