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「内省」って言葉は良く使っていたけれど、本当に理解しているのかといえば、理解していませんでした。
たまたま本日、ある方のメルマガにも「内省(省察せいさつ)」が取り上げられていました。
省察(内省)とは「自分のことを顧みて考えをめぐらすこと」と記してありました。
「省察」というタイトルは哲学者のデカルトの著書にもあるようです。
哲学の意味は「本質の追及」で、メルマガの最後に『皆様は「省察」をしていますか?』と問われていました。
そしてまた「内省の本質は、変容」という考えの方もおられました。
ここでいう変容は、生命的な変容のことであり、生命的な変容は「含んで超える」と言うのがポイントだとか。
機械のように、部品を交換するのではなく、全く違う姿になっていくが、前のものを引き継ぎながら、変わっていく。
引き継ぐもの、貫くものがあり「これは変えない」って曖昧だったものがクリアになっていくのも、変わるってこと。
「自分に大切なのは、これだったのか」と、いう気付きの瞬間がこれにあたる。
さらに「変容」とは、その前の世界に「後戻りできない」という方もおられます。
「変容」は、私たちの人生にとって、本当に大切なものに気付かせてくれるものであり、しばしそこには「大きな痛み」や「喪失」が伴います。
しかし、その痛みを超えた所に、変容を遂げた「新しい自分」が待っているということ。
そして「新しい自分」に成長出来た時、全く新しい人生のストーリーを歩み始めて行けるのです。と締めくくっていました。
私の中では「内省」とは、単純に今日の事を振り返るだけだと思っていました。
こんなにも長いストーリーが「内省」の中にあるとは思ってもいませんでした。
そして、日々の慣れた事でも本当にそのやり方で良いのか? もっと違うやり方があるのではないか?
それが自分にとって本当にベストなのかと問うた時、まだまだ隙間だらけで、1つ1つを見直す必要がある。
それが今の私の内省でした。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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