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関西では「どアホ」関東では「おバカ」。
すべての物事は裏表一体。
陰と陽 朝と夜 表と裏 剛と柔 など1つの物事には必ずその裏があります。
人間のカラダも「心」と「体」で成り立っています。
よって、自分の内側が外に出ると言われるのもその所以だと思います。
私もジムに通っていますが、以前は色々なプログラムに入っていましたが、
肘を傷めてからは自分でストレッチをしています。
体が柔らかくなると筋肉や骨の感覚が非常にわかるようになります。
つい半年前まではずっとホリスティックに通い、骨の矯正をしてもらっていました。
しかし、カラダが敏感になってくると、施術師さんの力加減、ツボの当たり方、性格まで
伝わるようになってきました。
これは施術師さんだけではなく、美容師さん、調理師さんなど、なんとなくその方の
性格まで感じるようになりました。
例えば調理師さんが何かで機嫌が悪かった時の料理は味が尖って感じられます。
優しい方が作ってくださる料理は優しい味がします。
雑な美容師さんは、座っているすぐ横にテレビを置いてバラエティー番組をつけています。
片や、音量を落としてシャンソンやジャズを流している所もあります。
その違いがシャンプーの仕方、カットの仕方、使っている道具、すべてにおいて
違ってくるのです。
美容師さんにとっては命であるはずのハサミの手入れの仕方。
カットしていても、よく手入れされているハサミは切れ味が違うのです。
手入れの滞ったハサミは髪の毛がよく引っ掛かります。
それでも平気でハサミを動かしておられます。
施術師さんの場合は、真面目な方ほど一生けん命にほぐそうとして下さいます。
しかし、その一生懸命さがご本人のカラダを硬くし、
その硬さがこちらにも伝わってくるので、なかなかこちらのカラダも緩まないのです。
真面目で一生懸命取り組もうとするから、力が入ってしまうのです。
自分で力が入っている事に気付いて、ご自分の体も心も緩めて下さったら、
こちらのカラダも緩んでくるのです。
相手を受け入れようとすると、相手も緩んで委ねてくるのです。
昭和のサラリーマンは企業戦士と言われて、いつも戦っていました。
日曜日も仕事関連の付き合いであったり、ビジネスマンとして戦っていました。
コマーシャルで「24時間戦えますか ビジネスマン♪ビジネスマン♪」という
歌も流行ったくらいです。
それの行く末が過労死だと思います。
今はそこまでしなくて、日曜日は休んでいると思います。
自分の「心」「魂」は24時間働くことは出来ても「体」は働けないのです。
そんな時に「体」が硬くなるのです。
「体」が硬くなる時は「心」も硬くなります。
或いは「心」が硬くなると「体」も硬くなります。
よって時には緩める必要があるのです。
「体」が硬い時は「脳」も休める必要があります。
この「脳」を休めるのに一番効果的なのが、瞑想だと思います。
脳が休まることによって気力も出て来て、活発化していくのです。
物事はすべて裏表があります。
真面目で一生懸命な人ほど、時にはアホになって身も心もほぐす必要があると思います。
人はアホになって緩んだ時にアイデアが浮かんだりするものです。
真面目だと言われ続けて融通の利かない私など、アホになってもっと緩めば
行動範囲も広がるかも知れないと思います。
じゃ、また明日!